生活者の「もったいない不要品」実態調査について
最近、株式会社ECOMMITが実施したライフスタイルに関する調査結果から、私たちの不要品への新たな認識が求められていることが分かりました。調査では、1,110名の回答をもとに、家庭内にある「もったいない不要品」の現状を掘り下げています。その結果、いわゆる「売る」「捨てる」以外にも多くの人々が日々悩まされている不要品が存在することが明らかになりました。
もったいない不要品の実態
調査によると、82%の生活者が「売るほどではないが捨てるのはもったいない不要品」を所有していると回答しました。特に、このような不要品のうち約40%は自宅で保管されたままで、従来の「売る」も「捨てる」もできない状況が築かれていることが浮き彫りになりました。これにより、私たちは「不要品」という言葉の背后に潜む「もったいなさ」への感性を再認識する必要があります。
不要品のカテゴリに注目
調査結果では、衣類やファッション小物が最も多く、実に8割以上の家庭で見受けられました。それに対し、家電製品は8割の家庭で5点以下の少量にとどまります。衣類やファッション小物は、31.9%の人が16点以上を保有しているとのこと。このことから、家庭内での不要品は主に衣類に集中していると考えられるでしょう。
自宅での不活性化
回答者の中には、「捨てるのはもったいない」と感じてしまい、クローゼットや納戸に保管している人が4割もいる結果となっています。このように保管されたままの不要品は、次の人へ渡らずに家庭内で留まっていることが問題です。また、万が一フリマアプリなどで売れなかった場合、実に3割以上がそれをゴミとして処分していることが調査で示されています。
循環する仕組みが求められている
約9割の生活者は不要品を無料で引き取ってくれるサービスがあれば利用したいと考えているようです。これはつまり、捨てる以外の選択肢が求められていることを示しています。「売る」と「捨てる」の間に存在する多くの不要品を新たな循環に結びつけるためには、受け皿となる仕組みが必要です。
ECOMMITが提供する解決策
ECOMMITは、資源循環サービス「PASSTO」を運営しています。このサービスは、生活者の身近な場所での不要品回収を行い、その後のリユースやリサイクルに向けた選別作業を進めています。特に、衣類のリユース率は98%に達し、CO2の排出削減にも寄与しているとのことです。
しかし、このような循環を促進するためには、ユーザーにとって特別な手間をかけずに、気軽に参加できるインフラが必要です。ECOMMITは、今後も循環型社会の実現へ向けて、「捨てない社会をかなえる」ための具体的な施策を推進します。
まとめ
私たちの暮らしの中で、売るでも捨てるでもない「もったいない不要品」が大きな社会問題として浮かび上がっています。この調査の結果、環境に配慮しつつ、ものを大切にする文化を維持するためには、循環する仕組みの整備が欠かせないことが明確になりました。次の世代へとつなげるためには、まず私たちがこれらの不要品に目を向け、行動していくことでしょう。