ピルボックスジャパン、フェムケア商品の寄付で支援の輪を広げる
2025年11月、ピルボックスジャパン株式会社は日本女性財団が支援する全国の施設に対し、デリケートゾーンケアブランド「サマーズイブ」とフェムケアブランド「omamorich」の商品を寄付しました。この取り組みは、女性の心身の健康や社会的なウェルビーイングを支えることを目的としており、現場において必要とされる日用品やフェムケア製品を届けることで、女性たちの生活の質を向上させることを目指しています。
寄付の概要
今回の寄付では、施設や外出先で手軽に使用できるフェムケアアイテムを提供しました。寄付を受けたのは、生活や心身に課題を抱える女性を支援する全国10の施設であり、女性たちの安全、衛生、快適を追求することが目的とされています。寄付先の一部には、特定非営利活動法人はっぷすやレスキュー・ハブ、BONDプロジェクト、ココテラスひろしまなどが含まれています。
それぞれの寄付先からは、フェムケア製品が身近な存在となることへの期待や、衛生に対する意識を深める機会になることへのコメントが寄せられています。特に、寄付先の「ウーマンリビングサポート」では、普段手にできない商品を使えることで喜ばれていると述べています。これにより、女性たちが自分の体を大切に思い、ケアを行うきっかけになることが期待されています。
寄付した製品について
寄付された主な製品の一つは、「サマーズイブ フェミニンクレンジングワイプ フレグランスフリー」です。これは無香料の個包装ウェットシートで、外出先で手軽に使用できるため、衛生ケアやニオイ、ムレ対策に役立つアイテムです。もう一つは「omamorich インナーショットジェル」で、管理医療機器として膣内ケアを行うことができる製品です。これにより、日常生活の質が向上することが期待されています。
施設からの感謝の声
寄付を受けた各施設からは、感謝の声が Vielzahl されています。特定非営利活動法人はっぷすは、デリケートゾーンケア製品が手に取りやすくなることを望み、個別配布される製品が支援対象者にとって身近な存在となることを期待しています。また、一般社団法人ココテラスひろしまは、性と健康に関する無料相談ができる場を提供し、必要な医療や支援につながることを強調しました。そうした中で、気軽に相談できる環境づくりが、利用者の自己ケアを促す助けになればと考えています。
認定NPO法人ピッコラーレも、フェムケアグッズの普及を通じて、使い始めるきっかけを作れることに評価を示しました。このような寄付は、彼女たちが自分自身を大切にする一助となり、日常のライフスタイルをより良いものにする可能性を秘めています。
日本女性財団からのコメント
日本女性財団の代表理事である対馬ルリ子先生は、女性が安心して使えるケアアイテムが支援現場で非常に重要であり、ピルボックスジャパンからの寄付が多くの女性の生活を向上させることを期待しています。彼女の言葉は、フェムケアが普段の生活の一部として受け入れられ、広がることの重要性を強調しています。
今後の取り組み
ピルボックスジャパン株式会社は、女性のライフステージにかかわらず必要なフェムケア製品や情報を届けることを目指し、今後も日本女性財団や支援団体と連携しながら、女性の健康やウェルビーイングに貢献する取り組みを続けていく所存です。