靴下のプロが教える！正しい靴下のケアと長持ちさせるコツ

はじめに

年月が経つにつれ、靴下の悩みを抱える方は増えています。足元を温かく保つための重要なアイテムなのに、洗濯や干し方が間違っているせいで、早く傷んでしまうこともしばしば。そこで、靴下修行を重ねた樋田氏が、靴下の正しいケア方法を解説します。これは、サーモスの新アパレルブランド「&ONDO」が提案する新しい生活スタイルにも通じます。

1. 靴下ソムリエが教える靴下の基礎知識

靴下ソムリエとは、靴下に関する豊富な知識を持ったアドバイザーのこと。樋田氏は、サーモス株式会社に入社した際、靴下の知識が全くなかったものの、自ら資格を取得し、靴下の研究に従事。自身で購入した靴下を使い心地や素材についての経験を積んできました。その結果「&ONDO」のルームソックスには、彼独自の「極起毛」が採用されています。

2. 洗濯の基本: 裏返して洗うべき理由

「靴下」はどのように洗うべきか悩む方も多いはず。樋田氏によれば、靴下は裏返して洗うのが基本。実際の調査では、大半の人が表のままで洗うと答えましたが、内側には見えない汚れが溜まりやすいため、裏返すことでより清潔に保つことができるのです。洗剤が汚れに効率良く届くので、裏返して、洗濯ネットに入れることを推奨します。

3. 干し方の新常識: 履き口を上に

洗濯後、靴下をどのように干すべきか。調査では多くの人が「履き口を上に干す」と回答しましたが、つま先が下になる干し方が正解です。水分はつま先の方に流れるため内側が乾きやすく、ゴム部分の劣化も防げます。頭に入れておきたいポイントです。

4. 日陰で乾燥させる理由

次に気になるのは干す場所。多くの人が直射日光の下で干すことを好む中、樋田氏はこれが靴下の弾性を早めてしまうと警鐘を鳴らします。風通しの良い日陰で干すことが、靴下の寿命を延ばす大事なポイント。特に午前中の風のある時間帯がおすすめです。どうしても日光を当てたいなら、短い時間だけ部分日光を利用するのも一つのコツです。