新たな発信拠点「milushi みるし」の全貌
2023年9月1日、森永乳業は新たなWebメディア「milushi みるし」を公開しました。このメディアは、私たちの食卓に欠かせない乳製品や酪農の魅力を、消費者にわかりやすく伝えることを目的としています。
「milushi みるし」とは?
「milushi みるし」は、酪農乳業全体をテーマにしたWebメディアです。特に若い世代をターゲットにし、エンターテインメント要素を取り入れながら、酪農の現場について多角的に情報を発信すべく設立されました。また、森永乳業の社員や酪農家、さらには乳製品に関心を持つインフルエンサーなど、多様なライターが参加し、それぞれの視点からコンテンツを提供する予定です。
新規事業創出プログラムからのスタート
このメディアは、森永乳業の「新規事業創出プログラム」から生まれました。これは、社員が提案したアイデアから成り立つもので、酪農の魅力や価値を広める手段の一つです。「connect with 酪農」というコンセプトのもと、酪農家と消費者間のつながりを強化し、共創の未来を描くことを目指しています。
コンテンツの多様性
「milushi みるし」では、乳製品の背景や酪農の基礎知識、さらには酪農家の生の声を届けることで、読者が酪農について学び楽しむことができる内容を目指しています。記事は、酪農の実態に基づいたものから、最新の技術やトピックまで多岐にわたります。また、リアルな体験を提供するイベントや企画も予定されており、読者が参加できる機会を増やすことにも力を入れています。
若年層との強い結びつきを
特に注目したいのは、若年層へのアプローチです。「milushi みるし」は、酪農の多様性やその魅力を若い世代に伝えることを重視しています。これが、次の世代の酪農家を育成するための大きな一歩に寄与することを、関係者は強く期待しています。酪農の楽しさを知ることで、興味を持つ若者が増えることを願っているのです。
実際の声
群馬県の須藤牧場の代表、須藤晃さんは「このメディアを通じて、私たちの考えや想いが消費者に届くことで、新しい絆が生まれることを期待しています」と語っています。彼は酪農が単なる生産活動でなく、人々の生活に直結した重要な産業であることを強調しています。
また、千葉県の須藤健太さんは、「このメディアが酪農業界全体のつながりを促進し、消費者とのインタラクションを生むことを期待している」と述べています。これにより、酪農が単なる応援だけの存在から、共に創り上げる産業になることを望んでいます。
公式SNSと今後の展開
「milushi みるし」では、公式Webサイトだけでなく、InstagramやX(旧Twitter)などのSNSも展開予定です。これにより、多くの人々へ情報を広め、ユーザーとの交流を深めていく方針です。食と農業の価値を伝える「架け橋」となり、消費者が酪農に夢中になれるような場所を目指しています。
この新たな試みがどのように成長し、酪農の未来を形作っていくのか、ぜひ注目していきたいものです。