伝統と現代の融合!横浜開港資料館の新たな魅力
横浜開港資料館が新たに発表したのは、特別限定販売のクライネトレー(豆皿)。この製品は、近藤さや香さんがデザインに関与しており、横浜に長年根付いている文化と伝統を感じさせます。刺繍細工のような細やかなデザインである「横浜港崎町楼上之図 岩亀楼繁昌之図」の浮世絵が、トレーに美しく配置されています。
文化と歴史のシンボル
横浜港崎町楼上之図は、歌川広重によって描かれた作品で、1854年の日米和親条約締結後の横浜の様子を表現しています。この時代、横浜は西洋文化の流入が著しく、遊女たちの華やかな服装や遊廓文化が注目されていました。そんな歴史背景を持つ浮世絵が、クライネトレーに再生されることで、私たちの日常に歴史的意義をもたらしています。
商品情報の詳細
この豆皿は、タカラダ社のオリジナル商品であり、約102mm x 82mmのサイズで、3枚セットが特製木箱に収納されています。各トレーには近藤さや香さんのサインがあり、各トレーに描かれた遊女たちはそれぞれ異なる姿を見せてくれます。
- - 販売価格: 9,000円(税込)
- - 発売日: 2025年3月中旬予定
- - 予約開始日: 2月24日
この商品は数量限定で、タカラダで30セット、横浜開港資料館ショップ「PORTER'S LODGE」では70セットが販売されます。
近藤さや香さんのプロデュースについて
近藤さや香さんは、このプロジェクトにおいて審査員として参加し、その後デザインにも関与しました。彼女は横浜の元町商店街に通い、タカラダのテーブルウェアの魅力を引き出すために、絵に込められたストーリーや背景を重視しました。近藤さんは「横浜の文化を感じさせることができる製品を作りたかった」と語っています。
飾るだけでなく、使う楽しさも
このクライネトレーは、単なる食器としてだけではなく、ジュエリートレーやインテリアの一部としても活用できます。テーブルウェアとしてはもちろん、デコレーションアイテムとしても機能し、空間に彩りを加えることができます。
横浜開港資料館の魅力
横浜開港資料館は、横浜の歴史を語る重要な場所であり、様々な歴史資料を保持しています。約27万点の歴史資料には、浮世絵をはじめとする多彩な文化が詰まっており、近代横浜の足跡を辿ることができます。デジタルアーカイブとしても閲覧可能で、様々な資料が提供されています。
この特別なクライネトレーを手に入れることは、単にコレクションを増やすだけでなく、横浜の歴史を思い出させる特別な体験となることでしょう。今回のプロジェクトを通じて、横浜の魅力を再発見するきっかけになることでしょう。