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モンゴル伝統楽団TENGER AYALGUUの新たな挑戦

8月31日、モンゴルの民族音楽五重奏団「TENGER AYALGUU」が新曲をデジタルリリースします。この日は、第二次世界大戦時のモンゴル馬に焦点を当てた「NUTGIIN ZUGT」そして、チンギスハーン時代の歴史を称える「NUUTSIN EKHLEL」の2曲が配信されます。これらの楽曲は、モンゴルの豊かな歴史と文化を反映していて、彼らの音楽に対する情熱と優れた技術を感じることができます。

【TENGER AYALGUUとは】

TENGER AYALGUUは、1997年にモンゴル国立文化芸術大学の関係者によって結成されたアーティストたちで構成されています。彼らは、モンゴルの伝統的な民族音楽を保存し、普及させる活動を続けており、音楽祭や国際的なコンペティションでも数多くの賞を受賞しています。創立以来、日本、韓国、台湾からアメリカまで、幅広い地域で公演を行い、その独自の音楽スタイルを広めています。

【新曲リリースの背景】

今回リリースされる「NUTGIIN ZUGT」と「NUUTSIN EKHLEL」は、モンゴルの重要な歴史的背景を持つ曲です。TENGER AYALGUUはこれらの楽曲を通じて、モンゴルの文化や伝統を世界に向けてアピールし、より多くの人々に理解してもらうことを目指しています。また、彼らの音楽が国境を越え、多くの人に響くことを願っています。このリリースは、ROCK FOR THE NATIONSという新しいレーベルを通じて行われており、国や地域に制約されることなく、個性的な音楽を提供することを目指しています。

【メンバー紹介】

TENGER AYALGUUのメンバーは、特に各自の専門性を活かしながら演奏を行っています。

• - ヨーチン (Yochin): バダルチ・バトオルシフ (BADARCH Bat-Orshikh)
• - リンベ (Limbe): ツェベグスレン・ツェレンバルジル (TSEVEGSUREN Tserenbaljir)
• - エベルブレー (Ever Buree): ジュルメドドルジ・ノルドグ (JURMEDDORJ Nordog)
• - 馬頭琴 (Morin Khuur): テムージン・プレブフー (TEMUUJIN Purevkhuu)
• - バス馬頭琴 (Ikh Khuur): ムンフエルデネ・エルデネバト (MUNKH-ERDENE Erdenebat)

彼らの多くは大学の教授であり、演奏活動に加え、研究活動にも取り組んでいます。このように、学術的な背景と実践的な音楽活動の両方を大切にしています。

【最後に】

TENGER AYALGUUの新曲「NUTGIIN ZUGT」と「NUUTSIN EKHLEL」は、ストリーミング及びダウンロードサイトでの配信が8月31日(日) 00:00より開始されます。この機会に、モンゴルの民族音楽の魅力をぜひ体験してみてください。

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