質の高い美容医療の未来を考える自費研フェスティバル2025の魅力

自費研フェスティバル2025がもたらす美容医療の新たな方向性

2025年11月2日と3日の二日間にわたり、代官山で開催された「自費研フェスティバル2025」では、ザ・プラス美容外科の医師たちが登壇し、美容医療の未来を考えるための講演が行われました。ここでは、自費診療というテーマを通じて、美容・医療業界の専門家たちが同じ課題に取り組む姿が印象的でした。

1. 自費診療の発展に向けた取り組み

このフェスティバルは、自費診療に関わるすべての人々が業界の課題に向き合い、共に成長する場として企画されました。特に、ザ・プラス美容外科の医師陣は、「美容外科技術の向上・教育」をテーマに掲げ、現在直面している医療トラブルの深刻さに警鐘を鳴らしました。特に、研修を十分に行わずに執刀に至る「直美」の問題は、厚生労働省も関心を寄せている大きな課題です。

医師たちはこの日、技術向上の重要性と質の高い医療の実現に向け、積極的な提言を行いました。さらに、韓国から来日した院長のジョン・ジェヨン医師の講演もあり、国際的な視点からの美容医療の進歩も感じることができました。

2. 形成外科医としてのキャリア形成

このセッションでは、韓国と日本の両方で形成外科専門医資格を取得した池大官医師と、藤田医科大学病院で准教授を務める井上義一医師が登壇しました。彼らは、どのように技術を磨き、美容外科キャリアを形成してきたのかを語ります。

美容外科が「悪」とされる時期を経て、井上医師は「環境選びの重要性」と、「手技を学ぶ機会の大切さ」を強調しました。また、池医師も東京大学で培った基礎を元に、国際的な専門家と共に技術を研鑽する重要性を訴えました。

3. VIDEOサージャリーによる鼻形成手術の解説

また、池医師と犬飼医師による鼻尖形成の術中映像を用いた解説も注目のセッションでした。ザ・プラス美容外科が採用する「コルメラストラット法」による鼻形成は、視覚的な美しさだけでなく、機能的な柔軟性も保つことができる手法として評価されています。実際に見る手技は、多くの医師や参加者にとって貴重な体験となったことでしょう。