新作香水発表
2025-10-16 16:10:23

アニエスベーから新作香水2種が登場!愛の記憶を香りに込めて

2025年10月16日、アニエスベーは2つの新作香水を発表します。デザイナーのアニエス・トゥルブレが、愛する庭を思い起こさせる香水市場へと回帰する姿が想像されます。これらの香水は、素材や光、そして人々の記憶をテーマにしたものです。

新作香水のボトルデザインは、アニエスが愛してやまないヴェルサイユ宮殿の美しい構造からインスパイアされており、シンプルでありながらも存在感を持っています。ゴールドの「le Parfum」とピンクの「l’Eau」は、幾何学的な美しさを保ちつつ、彼女の庭のマグノリアやライラックの写真は隠れており、購入者へのささやかなオマージュとなっています。

アニエスベーの香水は、彼女のメゾンの本質、つまり控えめでありながらもエレガント、自分らしさを大切にする自由を色濃く反映しています。香水に込められたアイデアは、彼女自身の庭にまつわる記憶を表しており、身につけた全ての人に寄り添い、共に生きていくような存在感を持っています。

「私は香水が空間に残るというよりも、さりげなく、自身の記憶と一体化するものでありたい」とアニエス・トゥルブレは語っています。この新作は、調香師のアイザック・シンクレアとの共同作業から生まれ、シンプルながらも深い香りを追求しました。初めはチュベローズを主役にする考えでしたが、彼らの会話が進むにつれて、様々な花が加わり、独自の香りが形成されました。

完成した香水は、68番目のプロトタイプとして誕生しました。この数字はアニエスにとって非常にシンボリックであり、彼女が経験した1968年の学生運動が大きな影響を与えています。彼女はその時期、「ストリートにいた」と振り返ります。

新作香水「le Parfum(ル パルファン)」は、フローラル・ウッディ・ムスクの香調を持ち、自分自身の物語を語ります。春の庭のようにさわやかさと優雅さを兼ね備え、グリーンティーやレモン、ピンクペッパーからスタートします。ミドルノートにはシリンガとチュベローズが広がり、ラストノートにはサフランやムスクが繊細に香ります。

一方「l’Eau(ロー)」は、フローラル・グリーン・ムスクの香調で、自発的で明るくフレッシュな印象を持ちます。トップノートの梨やスイートピーが、まるで美しい水彩画のように開花し、柔らかなラストノートへと移り変わる仕組みです。

両香水に共通するシリンガは「無言の花」と称され、そのエッセンスは通常の方法では抽出不可能ですが、調香師によって独自の香りに創り上げられました。アニエスベーが狙うテーマは「自分らしさの自由」、それがこれらの香水にしっかりと息づいているのです。

さらに、アニエスベーの新作発売を記念し、期間限定でMINIボトルも手に入るチケットがLINE公式アカウントの友達追加を通じて配布されます。チケットの配布と使用期間は2025年10月16日から11月18日まで。

アニエスベーは、フランスのファッション界で長年愛され続けてきたブランド。流行に縛られず、着心地とカッティングにこだわり続ける彼女の作品は、世界中の人々に愛されています。アートや音楽とも深いつながりを持ち、環境保護にも積極的です。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: アニエスベー 香水 フランス

トピックス(メイク/コスメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。