大阪で楽しむ文楽と刀剣乱舞の贅沢コラボレーション体験

国立文楽劇場で開催される、夏休み特別公演第3部は、人気ゲーム「刀剣乱舞ONLINE」とのコラボレーションで注目を集めています。文楽とゲームの融合は、若い世代からも支持を受け、特にファンにはたまらない内容となっています。今回は、宝刀・小狐丸の物語『小鍛冶』が主な演目となっており、刀剣男士小狐丸（声・近藤隆）を取り入れた新しい演出が施されています。

文楽の新たな楽しみ方

今回の公演の特色は、文楽人形として初めて動く小狐丸の姿を客席から見られる機会があるという点です。演目の解説『Welcome to BUNRAKU!』にて小狐丸が英語を交えながら舞台上で動き、観客と直接対話をするという非日常的な体験が可能です。観客は自由に撮影を楽しむ時間も用意されているので、自分だけの思い出を形にすることができます。

また、ロビーでは小狐丸がスタンプラリーの担当を行い、等身大パネルや文楽人形の展示も行われ、誰でも手軽に文楽を楽しめる環境が整っています。さらに、小狐丸によるあらすじ動画も公開されており、初心者でも公演について理解しやすくなっています。

演目とアクセス情報

第3部では、『小鍛冶』に加えて、妖刀青江下坂を巡る名作『伊勢音頭恋寝刃』も上演されます。初めての方でも楽しめるように、同時音声解説イヤホンガイドが用意されているので、安心してご観覧できます。また、幕見席も設けられており、気軽に楽しめる価格設定が魅力です。たとえば、『小鍛冶』を2500円で観られるのはお財布にも優しいポイントですね。

この公演は、2023年7月19日（土）から8月12日（火）までの期間中に行われます。具体的な公演スケジュールは以下の通りです：

- 第1部親子劇場：午前11時開演（12時35分終演予定）
- 第2部名作劇場：午後1時30分開演（午後5時35分終演予定）
- 第3部サマーレイトショー：午後6時15分開演（午後8時30分終演予定）

なお、7月24日（木）と8月12日（火）は休演日となります。

チケットの購入と注意事項

チケットは国立劇場チケットセンターから簡単に予約可能です。一般料金は第1部が5000円、第2部が6700円、第3部が6000円と設定されており、親子料金や障害者割引も用意されています。また、幕見席の事前予約ができるのもこの公演のポイントです。詳細は国立劇場の公式サイトをチェックしてください。

この夏、文楽と刀剣乱舞の魅力的なコラボレーションを体験して、新たな芸術の世界を堪能してみてはいかがでしょうか。大阪生まれの伝統芸能に触れながら、家族や友人と共に素晴らしい時間を過ごすことができるでしょう。