コロンえりか、国際賞受賞
2025-12-09 15:34:58

障害を超えた音楽の力!コロンえりかが国際賞を受賞

輝く未来のために歌う子どもたち


ホワイトハンドコーラスNIPPONの芸術監督でありソプラノ歌手のコロンえりかさんが、2025年10月17日に開催された「幸せな国づくりセミナー」で、名誉ある『ニルス・エリック・バンク=ミケルセン記念賞2025』を受賞しました。この賞は、全ての人が普通の生活を送ることができる社会の実現に寄与した個人や団体に贈られるものです。コロンえりかさんの活動が評価された理由は、何よりも障害の有無に関係なく、子どもたちが共に歌うことで社会参加のモデルを作り出したことです。

ノーマライゼーションの精神


この受賞を通じて、コロンさんは「ノーマライゼーション」の実現に向けて前進していると語っています。彼女が代表を務めるホワイトハンドコーラスNIPPONでは、障害を持つ子どもたちと共に手話を用いた歌唱(手歌)と声で歌うことで、独自の芸術表現を創出しています。この活動は、子どもたちの自己表現や学ぶ権利を尊重し、文化的な多様性を受け入れる場を提供しています。

感謝の気持ちが伝わる瞬間


そして、受賞の際にはデンマークから届いた署名入りの賞状が贈られ、コロンえりかさんは感謝の意を表しました。「この賞は、私たちを支えてくれている家族や指導者、そして子どもたちと共に受け取ったものです。」と述べ、未来への希望を語ったのです。

社会への影響力


コロンさんの活動は国内外での公演や普及活動を通じて、大きな社会的インパクトを持っていることも評価されている要素の一つです。すでに数々の国際的な賞も受賞していますが、今後も彼女の活動を通じて、更なる感動を届けてくれることでしょう。

デンマークとの国際連携


さらに、コロンえりかさんは2026年にデンマークを訪れ、ノーマライゼーション政策の現場視察や子どもたちとの文化交流を行う予定です。福祉国家であるデンマークでの経験が、ホワイトハンドコーラスNIPPONにどのような新しい価値をもたらすか、今から楽しみです。

障害を超えた音楽の架け橋


最後に、ホワイトハンドコーラスNIPPONについて少し紹介しましょう。この合唱団は、ろう者、難聴者、全盲、弱視、車いすユーザーなど、多様なメンバーが参加するインクルーシブな団体です。南米ベネズエラで始まった「エルシステマ」の理念に基づき、2020年に設立されました。経済的な壁を取り払うため、参加費は無料で、誰もが音楽教育を受けることができる環境を提供しています。手話表現と音声による歌唱が融合したその姿は、まさに未来の音楽の象徴と言えるでしょう。

まとめ


障害を乗り越え、多様な子どもたちが共に創る音楽が持つ力を、コロンえりかさんの受賞を通じて再認識できる機会となりました。これからも彼女とホワイトハンドコーラスNIPPONの活動には大きな期待が寄せられます。音楽でつながる未来に、私たちも共に歩んでいきましょう。


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