CBD法改正から半年後の消費者意識調査
昨年12月に施行された改正大麻取締法により、CBD製品に含まれるTHCの残留基準値が新たに設定され、日本国内におけるCBD製品の合法性が明確になりました。この施策により、安心してCBDを使用できる環境が整いつつあります。株式会社アッツが実施した最新の消費者意識調査は、CBD製品に対する認知度、安心感、利用意欲の変化にスポットを当てています。
調査の背景と目的
今回の調査は、法改正から約半年が経過したタイミングで行われ、全国の20〜50代の男女1,004人を対象としました。主要な目的は、消費者がCBD製品についてどのように感じ、どの程度受け入れているかという認知度や不安感、利用意欲の変動を探ることです。これは、新しい法律が消費者の意識にどのような影響を及ぼしているかを知るために重要なデータとなります。
調査結果の概要
CBD製品の利用経験
調査の結果、約半数が何らかの形でCBD製品を利用している経験を持っていることが分かりました。具体的には、現在使用している人が25.9%、過去に使用していたが現在は利用を中止している人が24.9%、使用したことはないが検討中の人が20.5%、未使用で今後も利用予定はない人が28.7%です。このことから、CBD製品の受容層と慎重層に分かれている様子が見受けられます。
CBD製品のイメージ
利用者が抱くCBD製品についてのイメージとして最も多かったのは「リラックス効果」で54.9%を占めましたが、「合法」「高価格」という不安要素も一定数存在しています。この調査からは、CBDの機能性に対する期待と同時に、情報不足からくる不信感が浮き彫りとなりました。
法改正に関する認知度
法改正に伴い、新たに設けられたTHC残留基準について、約63.6%の人が認知していると回答しましたが、残りの4割がこの情報を知らないことも明らかになりました。このことは、制度周知の必要性を示唆しています。
安全性に対する印象
法改正後の安心感については、約47.6%の人が「安心感が増した」と感じているものの、反対に不安を感じる人もいることが分かりました。法整備の内容や伝達方法が、消費者の印象に影響を与えていると考えられます。
利用意欲の変化
法改正後にCBD製品を「使ってみたい」と思う気持ちの変化について尋ねたところ、約44.7%が「特に変化なし」と回答しましたが、残りの40%は以前よりも使用意欲が高まったと感じています。この結果からも、情報の伝達が行動に与える影響が明らかとなります。
購入時の不安
CBD製品購入時に消費者が抱く不安要因として最も多かったのは「副作用」で、次いで「価格の高さ」「違法性が心配」という声が挙がりました。これにより、CBD商品が安心して購入できる環境を整える必要があると指摘されています。
企業に期待すること
消費者がCBD製品の安全性に関して企業に望むことは「成分表示の明確化」が42.4%と最も高く、次いで「国内製造」や「第三者検査」の要求もありました。消費者の信頼を得るためには、製品内容の透明性がますます求められています。
CANNA(カンナ)の紹介
海外では意外と広まりを見せているCBDスキンケアですが、話題の『CANNA』は、高い保湿性を誇るCBDを中心に構成されたスキンケアラインです。特に敏感肌の方にも安心して使える設計で、日々のスキンケアに機能性と癒しをプラスしてくれます。THCが検出されず、安全性が高い商品として、消費者からの期待が高まっています。
CANNAモイスチャークリーム
CANNAのモイスチャークリームは、CBDに加えて生プロテオグリカン、ナイアシンアミド、ヒアルロン酸などを配合しており、軽やかな使い心地でメイク前にも適しています。最近リニューアルが行われ、内容量が30gから50gに増加しましたが、価格はそのままの7,800円(税抜)です。十分な量を使えるような仕様に進化しています。
CANNAモイスチャーエッセンス
さらに、CBDや美容成分を高濃度で配合したモイスチャーエッセンスもおすすめです。とろみのあるテクスチャーが肌にスムーズに浸透し、日常のスキンケアを贅沢な時間に変えてくれます。こちらもクリームと併用することで、その効果を引き立てることができます。30mlの容量で、使用目安約1ヶ月、価格は3,300円(税抜)となっています。
最後に
CBD製品に関する消費者意識調査を通じて、製品に対する理解や安心感の向上を実感しながらも、依然として多くの課題が残っていることがわかりました。これからのCBD業界には、より透明性のある情報提供と消費者との信頼関係の構築が求められています。