小久保製氷冷蔵が子どもたちに贈るキャリア教育の新たな教材

小久保製氷冷蔵が提供する「発見たんけん千葉県 2025年度版」

千葉県八千代市に本社をおく小久保製氷冷蔵株式会社が、地域社会貢献の一環としてキャリア教育副教材「発見たんけん千葉県 2025年度版」を制作しました。この教材は、中学2年生向けに設計されており、社会における企業の役割や価値を理解し、子どもたちに働く意義や喜びを学んでもらうことを目指しています。

教材の内容と目的

「発見たんけん千葉県」とは、千葉県内で使用されるキャリア教育の副教材で、2025年度版は千葉県全域の公立中学校395校の生徒に向けて、56,000部が順次配布されます。内容は多岐にわたり、透明なかちわり氷の製造過程や、そこで働く人々へのインタビュー、さらには「エアレーション」と呼ばれる技術について詳しく解説しています。また、かちわり氷の新たな使用法についても紹介されています。

特に、実際に働く人の話を通じて、子どもたちがそれぞれの職業に触れることで、将来の選択肢を広げることができるでしょう。このように、教材を通じて子どもたちに働くことに対する興味や理解を深めてもらうことが狙いです。

交流授業の実施

さらに、2024年度には千葉県内の3校で交流授業も行われる予定です。ここでは、企業紹介や製造工程の説明のほか、「自己PRを考えてみよう」といったテーマでのワークショップも実施されるとのことです。2025年度もこの取り組みを継続し、多くの子どもたちに自らの将来を考えるきっかけを提供する方針です。

ロックアイスの歴史と可能性

小久保製氷冷蔵は1973年に「ロックアイス®」をブランドとしてスタートしました。そして、2023年10月にはその誕生50周年を迎えました。多様なシーンで使用され、特にアウトドアやパーティー、家庭での飲み物の冷却など、生活のあらゆる場面で活躍するロックアイスは、最近ではスポーツや暑さ対策にも利用されています。この冷却技術の応用は、企業の社会貢献活動にも繋がっています。