ミトコンドリア研究が導く新たなお肌若返りの道

株式会社テクノーブルは、2025年8月27日から29日に大阪大学で開催された「OsakaMito 2025 Summer」に参加し、皮膚の老化に関する最新の研究成果を発表しました。この学会は、ミトコンドリアの研究を行う若手研究者が集まり、世界中の研究者とともにその成果を共有し、議論を行う場です。テクノーブルは、2014年からミトコンドリアと皮膚との関連性に焦点を当てて研究を進めており、今回発表のポスターでは特に注目を集めました。

新しい研究手法による老化細胞の観察

ミトコンドリアを詳細に観察するためには、従来、特定の標識物質を用いる必要がありました。しかしこの手法には、ホルマリンによる固定や、標識物質の影響を受けるという課題がありました。テクノーブルは長年の研究を経て、特殊な機器を導入。生きた状態で細胞を観察し、標識物質の影響がない環境でのミトコンドリアの挙動を明らかにしました。この研究によって、若い線維芽細胞に比べ、老化した線維芽細胞のシグナル強度が低下していることが確認されました。

若返り期待の「若モモ果実エキス」

また、テクノーブルの研究チームは、若モモ果実エキス（製品名：リポッシュ®︎-W）が老化線維芽細胞のシグナルを増加させ、それにより老化マーカーであるSA-βGal（senescence-associated β-Galactosidase）の活性も低下することを確認しました。この結果から、若モモ果実エキスの可能性には大いに期待が寄せられています。お肌の若返りに貢献する新たな成分として注目されています。

未来への希望と展望

テクノーブルの研究成果は、老化研究に新たな潮流をもたらす可能性があります。特殊な機器を用いることで、老化細胞の選別や解析がさらに進むことが期待されます。今後、老化に関するお肌の研究がより進展し、技術力を磨くことで、皆さまの美しさの維持と生活の質の向上に貢献していく所存です。

私たちテクノーブルは、最先端の研究成果をもとに、皆さまが美しく健やかなお肌を維持できるよう、引き続き努力を重ねてまいります。ぜひ、私たちの研究から生まれる新しい製品を楽しみにしていてください。