減塩の日特集
2025-06-10 10:56:42

毎月17日は減塩の日!カゴメが行った意識調査とナトカリの重要性を解説

毎月17日は『減塩の日』。この特別な日に、カゴメ株式会社(社長:山口聡)が行った「全国一斉ナトカリ意識調査」の結果が発表されました。調査は20から69歳の男女4,700名を対象に、減塩とナトカリの実践状況を明らかにするために実施されました。調査によると、約45%の人が現在、減塩に取り組めていないと回答しました。その理由として「味が物足りない」「塩分の計算が面倒」であることが挙げられました。

高血圧の基本的な予防策として、減塩が広く推奨されていますが、実際に取り組むのは難しいようです。多くの人が減塩を意識しながらも、生活の中で「やりたいけれどできない」というジレンマを抱えています。特に、朝食や昼食時は「時間がない」、夕食時は「好きなものを食べたい」という声が多く聞かれました。つまり、家庭の食卓では「減塩を実践したいが、状況が許さない」という現実があるのです。

この中で登場したのが「ナトカリ」という新しい概念です。この言葉は「ナトリウム」と「カリウム」に由来し、高血圧対策としてカリウムを意識的に摂取することを指しています。調査によると、ナトカリ比という言葉を知らない人が約8割もいることが明らかになりましたが、ナトカリを今後食生活に取り入れたいという人は約77%に達しました。手軽に実践できるからという理由が多くを占めています。

特に、カリウムを豊富に含む野菜の中では「トマト」、果物では「バナナ」、加工品では「ヨーグルト」が人気です。野菜や果物は日常的に取り入れやすく、カリウム摂取を効率的に行うことが可能です。さらに、ナトカリ行動として「野菜の付け合わせを残さず食べる」という行動が特に実践されていることがわかりました。なぜかというと、野菜や果物を食べることがカリウムの摂取に直結するからです。

さて、どの都道府県の人がナトカリを意識しているのでしょうか。調査によると、「長崎県」の人々はナトカリを意識し、実践している割合が特に高いことが判明しました。地方特有の食文化やご当地メニューも影響しているようです。たとえば、長崎のちゃんぽんや皿うどんなど、カリウムを含む野菜が使われています。

高血圧は日本人の生活習慣病死亡の大きな要因です。もしこれを予防できれば、年間10万人以上の命が救われるとされています。カゴメは、ナトカリの普及を通じて減塩を継続しやすい生活スタイルを提案していきます。また、減塩が難しい時期に効果を発揮するナトカリの概念を広めることで、健康意識の向上にも寄与したいと考えています。

食品の取り扱い方やレシピの工夫がカギを握る現代、私たち一人一人が自分の健康を意識しながら日常生活にナトカリを取り入れることが重要です。減塩を続けるのが難しいと感じている方も、カリウムを意識した食生活を通じて美味しくて健康的な食事を楽しむことができるのです。さあ、あなたもナトカリを生活に取り入れて、健康な食生活を楽しんでみませんか?


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