日本ゼトックと青山学院大学大学院の革新的なコラボレーション
日本ゼトック株式会社が青山学院大学大学院の学生たちと共に、新規事業に関するディスカッションを行いました。この取り組みは、学生に実践的な経験を提供し、企業側に新鮮なアイデアを得ることを目的としており、2025年秋に実施された講義の一環として行われました。
講義の概要
全15回からなる講義は「知的資産に関する理解を深め、企業の持続的成長のための経営デザインを考える」というテーマで構成されています。その中の3回において、日本ゼトックの経営企画部門から担当者が参加し、企業戦略や事業開発、知的財産の活用法についての講義を行いました。さらに、学生たちには日本ゼトックの新規事業についてのアイデアを提案する機会も与えられました。
最終回では、CEOの牧田裕樹氏と常務取締役の土井信幸氏が出席し、学生たちによるプレゼンテーションに対して反応を示しました。学生たちが提示した柔軟で斬新な提案に対し、牧田氏は「若者の視点からの提案は非常に新鮮であり、すぐにでも考慮したい内容だった」と述べています。また、強瀬理一氏によると、このプロセスが学生たちにとってリアルな経営の世界を体験する貴重な機会となったとのことです。
教育とのパートナーシップ
この取り組みは、教育に対する貢献だけでなく、日本ゼトック自体のブランド力向上や将来の人材育成にも寄与すると期待されています。特にSDGs(持続可能な開発目標)に基づく「質の高い教育を提供する」と「パートナーシップで目標を達成する」という目標に合致している点が大きな特色です。
日本ゼトックは今後も教育機関との連携を深め、多様な視点から企業の成長を目指します。これにより、次世代のビジネスリーダーを育成するための取り組みを進めていく計画です。
講師のプロフィール
講義を担当した強瀬理一氏は、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科の非常勤講師であり、株式会社きらぼしコンサルティングのエグゼクティブ・アドバイザーとして活躍されています。知的資産経営を専門とし、銀行業界での経験を活かして企業の経営支援にあたっています。
まとめ
このような革新的なプログラムを通じて、日本ゼトックはただ単に企業の成長を図るだけでなく、学生たちにリアルなビジネス経験を提供し、新たな可能性を探る場を作り上げています。今後の展開に注目が集まります。