ヤギグループ、イタリア・ミラノに新拠点を開設
株式会社ヤギは、グローバルなビジネス展開を強化すべく、イタリア・ミラノに新たな法人を設立しました。この新拠点は、当社にとって重要な一歩となるもので、特にヨーロッパ市場への販売拡大を目指しています。
新拠点設立の背景
ヤギグループは、2026年に向けた中期経営計画「Heritage to the future」を推進中であり、その中核となる戦略は「事業」「グローバル」「グループ経営」「人材」「ESG」の5つの基本戦略です。この中で特にグローバル戦略に力を入れ、世界各国での新たな活動を展開しています。このような状況下で、イタリア・ミラノに新しい拠点を設立したことには、いくつかの重要な理由があります。
ミラノの魅力
イタリアはファッションの本場とされ、多くのデザインや生産拠点が集まっています。その中でもミラノはファッションビジネスの中心地であり、製品やテキスタイル、糸などが国内で生産されています。この地に拠点を構えることで、ヤギグループは多様な価値観と歴史を持つヨーロッパ市場のニーズに即座に応えることが可能になるのです。
新オフィスでヤギグループは、特に日本製の生地や環境に配慮した素材に強みを持っています。それを活かし、ミラノを起点にヨーロッパ市場への販路を拡大し、グローバルな販売を強化していく計画です。
具体的な展望
新設の法人名は「YAGI ITALY S.R.L.」。所在地はVia Gaspare Bugatti, 3-20144 Milano, ITALYで、代表取締役社長には佐藤大仁氏が就任します。この新たな拠点が発展することで、ヤギグループのビジネスはより一層グローバル化し、持続可能な成長が実現できるでしょう。
また、ミラノオフィスの開設は、ヤギグループにとっての作品やテキスタイルの販売戦略を見直す機会でもあります。特に、昨今の環境意識の高まりを受けて、国際認証を取得した素材の需要がますます増加しています。これにより、ヤギグループは環境に配慮した商品を通じて、新たな顧客層を開拓することも見込んでいます。
終わりに
2025年1月21日に開設されるこの新オフィスを通じて、ヤギグループがどのような革新をもたらすのか、今後の展開が非常に楽しみです。ミラノというファッションの中心地から発信される、新たなビジネスの可能性に期待が高まります。