音楽と知財を学ぶ
2025-04-14 15:10:23

JASRACの新しい寄付講座が信州大学でスタート!音楽と知財を学ぶチャンス

JASRACが信州大学で新しい寄付講座を始動



日本音楽著作権協会、通称JASRACは、4月11日に長野県松本市の信州大学社会基盤研究所において、寄付講座「AIと知財法務に関する総合コース」を開講しました。この講座は、現代の音楽業界において欠かせないテーマ、AIと知的財産法について深く学べる絶好の機会となります。

講座の内容について



前期:AIと知的財産法



本講座の前期では、「AIと知的財産法」がテーマとなります。AI技術が急速に進化している今、AIが生成した成果物に関して、法的にどのように取り扱われるのかを学びます。これは音楽に限らず、さまざまな創作活動に影響を及ぼす重要な課題です。法律の基本からしっかりとした理論を身につけることで、法務の観点からの理解を深めることができます。

後期:知財戦略



後期では、「知財戦略」をテーマに、実際のビジネスシーンを参考にしながら、知的財産に関する最先端の戦略を考える力を養成します。音楽業界における著作権の取り扱いや、それに基づくマーケティング戦略など、実践的なノウハウを取得できるため、受講生には貴重な経験が待っています。

知財法務実習



講座の通年プログラムには「知財法務実習」があります。企業訪問、専門家の講演、インタビュー取材などを通じ、生きた知識を身につけることができます。これにより、単なる理論学習にとどまらない、実際に活用できる能力を育てることが狙いです。

音楽文化の発展に向けた取り組み



JASRACは、この寄付講座を通じて音楽文化の発展に寄与したいと考えています。著作権に関する教育や研究を充実させることを目的とし、文化芸術や著作権が尊重される社会の実現を目指しています。これらの取り組みは、音楽を愛するすべての人々に向けた新しい価値の創出や人材育成につながることでしょう。

JASRACについて



一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)は、音楽著作物の権利を管理する専門団体です。1939年に日本初の著作権管理団体として設立されて以来、80年以上にわたって音楽文化の発展に尽力してきました。作詞家や作曲家、音楽出版社などの権利者から委託を受け、音楽を利用したい方々に対して利用許可を行っています。また、著作物から得られる使用料を適切に分配するため、様々な事業も展開しています。

参加を希望される方へ



この寄付講座は、音楽や法務に興味がある方にとって、非常に価値のある内容となっています。将来的に音楽ビジネスで活躍したい方や、知的財産についての深い理解を得たい方は、ぜひ受講を検討してみてはいかがでしょうか。JASRACは今後も教育・研究への支援を進め、さらなる音楽文化の発展を目指していきます。


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