味噌桶が新登場
2025-02-18 10:39:10

中部国際空港に登場した巨大な味噌桶の魅力と背景

中部国際空港セントレアに、愛知県の名物である「味噌」の象徴とも言える巨大な味噌桶が登場しました。この取り組みは、訪日外国人に中部地域の魅力と日本の伝統文化を知ってもらうための重要な一歩となります。

設置された味噌桶は、1928年に設立されたのだみそ株式会社から提供されたもので、同社は愛知県豊田市に位置し、国内外で評価される味噌を製造しています。この木製の桶は、約90年間も使用され続けてきたもので、プラスチックやステンレス製のものが主流となる現在、貴重な存在です。

中部国際空港は地域の顔とも言える存在で、セントレアに訪れる外国人旅行客にとって、地域文化を体験できる絶好の場所です。味噌桶はこの空港の第1ターミナル国際線到着ロビーに設置されており、直径は2,050mm、高さは1,475mmの大きさで存在感たっぷりです。

設置日となった2025年2月17日にはお披露目会も行われ、関係者たちが一堂に会しその意義を共有しました。のだみそ株式会社の4代目社長、野田好成様は「この味噌桶が空港に設置されたことで、愛知県の発酵文化を外国からの旅行客に紹介できることを幸せに思っています」と語りました。

また、大進建設株式会社の代表取締役、谷澤一允様も、このプロジェクトの技術的な挑戦を強調し、木桶を解体し再組立てを行なう新たな試みについて「この作業は非常に高度な技術を要し、細部にわたる配慮が必要でした」と話しました。

設置された味噌桶は、ただの装飾ではなく、愛知地域の独自の食文化を伝える重要なメディアにもなります。周囲には味噌をはじめとした発酵食品の魅力を広げる情報発信も行われ、中部地域への訪問者が増えることが期待されています。

中部地域は、味噌以外にも名古屋城や徳川園、ジブリパーク、レゴランドなど多彩な観光資源を持つ場所です。味噌桶の設置はただの観光スポットではなく、地域全体の魅力を再認識させる重要なインフラとなるでしょう。

ソーシャルメディアや観光案内所を通じて地域の声を届け、特に外国人に向けての情報発信は今後の課題です。

さて、セントレアのオリジナルキャラクター「なぞの旅人フー」も味噌桶の設置に合わせ、のだみそ株式会社を訪問することとなり、子どもたちを中心に愛される存在になることを目指しています。フーとの触れ合いが、さらなる地域への親しみを生むことを期待しています。

これからも中部国際空港は、地域とのコラボレーションによって中部地域の文化や魅力を広く発信していくことでしょう。このユニークな味噌桶の設置をきっかけに、もっと多くの外国人旅行者が中部地域を訪れることを願うばかりです。


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