アルテジェネシスが理容事業へ参入！関西のGRANDブランドを刷新

アルテジェネシスが理容事業に参入

2024年12月21日、株式会社アルテジェネシスが、長年にわたり関西エリアで理容事業を展開してきたグランド理美容株式会社から理容事業を譲受し、新たな一歩を踏み出します。アルテジェネシスは、創業から39年を迎え、約350店舗を展開する美容室チェーンとして知られています。

この譲受には、理容部門の運営管理を担当する株式会社ニューヨーク・ニューヨークも関与しており、これを通じてGRANDブランドの再構築を行う計画です。譲受された理容店舗の一例である「エーゲの海京都店」は、名称を「GRAND 西院店」に変更し、2025年3月1日に移転してリニューアルオープンを予定しています。

理容事業参入の背景

1. 理容市場の成長機会

理容市場は縮小傾向にあるものの、大手チェーンの参入が少なく、高年齢層の顧客が多いことから成長のチャンスを秘めています。アルテジェネシスはこの市場に的を絞り、独自の戦略を展開していく考えです。

2. 男性の美容意識の向上

最近、男性の美容意識が高まっています。特に若い世代だけでなく、働く世代やシニア層まで、その傾向は広がっています。この流れを生かし、クラシカルメンズ市場への参入に期待が寄せられています。

3. キャリア支援

促進されています。美容師には理容師免許の取得が奨励され、キャリアアップの選択肢を提供します。これにより、多様な働き方が可能となります。

4. 生涯美容師の実現

デザインサロンからメンテナンスサロンに需要がシフトしている現在、理容事業の追加により、働くスタッフに新たな環境や選択肢を提供できるようになります。

GRANDブランドの紹介

GRANDは、1947年に創業し、関西圏で展開する老舗の理容室・美容室ブランドです。母体となる株式会社ニューヨーク・ニューヨークでは、ダブルライセンスを取得することで、美容師が異なる分野でも活躍できる環境を整えています。譲受した店舗は、新たな人材戦略やプロダクト開発を通じて、更なる成長が期待されています。