POMiEの新たな挑戦
東京を拠点にした株式会社POMiEが、新たに「FAaaS(Facility as a Service)」モデルを基盤にフリーランス美容師をサポートする事業を展開しています。このたび、Apple Japanの広報部長を長年務めた竹林賢氏が執行役員として参画し、経営体制の強化を図ることとなりました。これにより、POMiEはさらなる事業拡大を見据えています。
竹林賢氏の経歴とビジョン
竹林賢氏は、1961年に東京で生まれ、慶應義塾大学経済学部を卒業後、外資系企業で広報やマーケティングに携わるキャリアを築きました。2002年からはApple Japanにて22年間にわたり広報部長を務め,使われる側の視点を重視したブランド戦略を展開しました。
氏はPOMiEに参画するにあたり、「働く人の生き方や価値観に寄り添う」姿勢に感銘を受けたとコメント。Appleで培ったユーザー体験の考え方をPOMiEにも適用し、フリーランス美容師が心地よく働ける環境を整備したい意向を示しています。
POMiEの特色とは?
恵比寿にオープンしたPOMiEの1号店は、わずか3ヶ月で予約が満席になるなど、多くの支持を集めています。設備の質やサービスのフレキシビリティを重視した空間作りが高く評価され、顧客のニーズをしっかりと取り入れた運営が進められています。竹林氏が加わることで、さらに質の高いブランド戦略が展開されることに期待が寄せられています。
多様性に富んだ経営チーム
POMiEの経営陣は、Apple Japanでの経験を持つ現代表の谷口慎一郎氏や、D2Cブランド「AFRIKA ROSE」を展開する田中秀行氏など、多様なバックグラウンドを有しています。一見すると異なる業界での経験がある彼らですが、「人を中心に据えた設計思想」を共有し、利用者やスタッフの幸福を追求する姿勢が統一感を生んでいます。これが、POMiE独自のシナジーを生み出し、美容業界に新たな風を吹き込んでいます。
未来に向けた展望とメッセージ
POMiEは、現在1号店の成功を受けて、2号店の出店を計画中です。そして、2024年11月にはエンジェル税制対象企業に認定され、投資家にとっても魅力的な選択肢としての地位を昇華させようとしています。竹林氏の参画により、POMiEはブランド力向上や社会的信頼性の強化を図り、より多くの人々に寄り添う存在となることを目指します。
POMiEは、美容サロンという枠を超え働く人々の人生を支える新たな企業の在り方を提示し続けます。創業以来、彼らが大切にしている「日本のサービス業への敬意」や「人中心の価値設計」に基づく事業運営は、今後もさらなる成長を続けることでしょう。