七五三ママ159名の『服選び』実態調査から見る、着回し力を重視したい理由

七五三ママ159名が語る、服選びのポイントと着回し知恵

ここでは、七五三のイベントに向き合う母親たちの実態に迫る全国調査の結果を紹介します。多忙なママたちがどのようにして服選びを行い、どのような工夫をしているのでしょうか？

調査概要

先日、株式会社オンワード樫山が実施したマーケティング調査では、全国の20代から60代の女性159名を対象に七五三の着回しに関するアンケートを行いました。この調査により、母親たちの悩みやニーズが明らかになりました。

着回し力を重視する理由

調査結果によると、35%以上の母親たちが七五三用の服を入卒式などでも着回したいと考えていることが分かっています。このニーズは非常に高く、七五三専用の服装は少なからずお金や時間の無駄になると感じているようです。

一方で、「七五三専用で考えている」と回答したのはわずか24.5％。着回しの可能性を考慮することで、より効率的にフォーマルな服を活用していきたいというのが、現代のママたちのトレンドと言えるでしょう。

工夫を凝らした着回しテクニック

着回しを考える母親たちは、どのような方法で印象を変えているのでしょうか？

集計結果によると、最も多かったのは「コサージュやアクセサリーを変える」という意見で45.6％でした。この他にも、「インナーで印象を変える」と答えた人が31.6％、続いて「ジャケットや羽織を変える」との回答もあり、衣服の一部を入れ替えることで新たなスタイルを楽しんでいます。

このように、母親たちは小物やインナーで簡単に印象を変えられることから、着回しを大いに活用しています。シンプルなアイテムを一部変化させることで、多様なシーンにマッチさせられるというのが彼女たちの智慧です。

フォーマル感の重要性

七五三の服選びで特に注目を集めたのが「フォーマル感」の重視です。実際に、47.3％のママが「服の色やデザインを選ぶ際、フォーマルさを基準にしている」と回答しました。特に、入卒式などの他のイベントにも使えるようにするには、フォーマルな印象が欠かせません。

そのため、七五三用の服を選ぶ際には、基本的にフォーマル感に重きが置かれています。一般的に、ネイビー系やブラック系、ベージュ系のベーシックな色味が好まれていることも調査から明らかになりました。