日本の伝統美を体感する「清鈴苑」
鈴乃屋が2025年夏に、東京と福岡の二大都市で開催する展示販売会「清鈴苑」についてご紹介します。このイベントは、日本の美しい伝統文化、特に着物の魅力を広めるために1959年から続いている催しです。
開催概要
「清鈴苑」は東京・日本橋と福岡・天神の二つの会場で行われ、来場者を日本の伝統美の世界へと誘います。東京の会場は2025年8月21日から25日、福岡は8月8日から11日。在地の魅力を再発見できる機会です。
東京会場は、日本橋プラザビルの3階展示ホールで行われ、期間中には国宝作家の特別展示や見どころ満載のトークショーも予定されています。福岡会場では、地元産品や伝統工芸品が取り揃えられた中、特別なランチビュッフェも楽しめます。
豊富なプログラム内容
東京会場では、特別展示として江戸小紋の人間国宝・小宮康正氏が来場し、訪れた方々にその魅力を直接伝えます。会場には、厳選された着物や工芸品が展示され、アート作品も紹介されるので、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の全てを通じて日本の文化を享受できる環境が整っています。
また、君野倫子氏による「着物と歌舞伎鑑賞の楽しみ方」のトークショーは、参加者が日本の伝統芸能と着物の関係を学ぶ絶好の機会です。「人形町今半」の黒毛和牛すき焼きを使った幕の内弁当も、おもてなしとして提供され、食の楽しさも味わえます。
福岡では、加賀友禅の名手・木村雨山による技法展示や、筑前織物を使用した帯の販売が見逃せません。さらに、遊彩コレクションなど、地域特有の魅力が散りばめられた展示が楽しめます。参加者には、ソラリア西鉄ホテル福岡での選べるメインディッシュが付いたランチビュッフェも用意されています。
きもの文化の未来を見据えて
鈴乃屋は、1947年に設立された呉服商で、以来、着物を通じて人々の人生の節目を支えてきました。イベントを通じて、参加者には日本の伝統美を再認識し、その文化を次世代に繋ぐ大切さを感じていただければと願っています。
この「清鈴苑」での体験は、ただの展示会ではなく、五感を活かして日本の文化に触れる貴重な時間となります。皆様のお越しを心よりお待ちしております。