女性の力を活かすオンワードの新しい働き方改革の実践例

進化する働き方！オンワードの「働き方デザイン」大成功

株式会社オンワードホールディングスは、社員全員がより良い働き方を追求するためのプロジェクト「働き方デザイン」を2019年8月に開始しました。目的は、業務の効率化を図ると同時に、ワーク・ライフ・バランスを実現し、生産性を高めることにあります。

女性のリーダーシップが向上！管理職級の女性比率が3割超

この取り組みの成果として、特筆すべきは管理職級の女性比率が31.1%に達したことです。この数字は、株式会社オンワード樫山での実績であり、プロジェクトを通じて、リーダーとしての活躍の場が広がっています。個々の能力を活かさざるを得ない現代のビジネス環境において、女性の管理職比率が上昇することは、企業全体のダイバシティと成長の源といえるでしょう。

離職率の減少と社内環境の改善

離職率は5.7%という結果を出しており、国の平均12.1%に比べて著しく低減しました。この約5割の減少は、社員の士気を高め、働きやすい環境の構築に貢献しています。

自発的な会議体制「カエル会議」の導入

また、オンワードコーポレートデザインでは、新しく「カエル会議」をスタートしました。この会議は、チームがより良い働き方を模索する場であり、実際にある部署では月残業時間を約19%削減するという成果を上げています。チームメンバー同士で意見交換やアイデアを出し合うことで、業務の効率化を図っています。

メンター制度でキャリア支援

さらには「メンター制度」の導入が、高い評価を受けています。経験豊富な先輩社員が後輩社員を支え、キャリア形成を手助けするこの取り組みにより、個人の成長を促進し、社内の絆を強化しています。この相互作用は、特に若手社員のモチベーション向上に寄与しています。

ダイアログセッションで多様性を推進

また、ダイアログセッションでは、経営陣と管理職が意見を交わし、多様性の推進について真剣に議論しています。こうした取り組みは、業務の効率化を進めるだけではなく、社内に新しい事業の芽を育てることにもつながっているのです。

外部からの評価も高まる

外部の評価も高まっており、「D&I AWARD 2024」での最高ランク認定など、着実に成果が形になっています。企業が社員の声に耳を傾け、実際に行動を起こすことの重要性が示されています。

未来への展望

今後もオンワードグループは、変化するマーケットに対応し続け、組織の改革を進めていく計画です。社員一人ひとりの多様な個性を活かした経営を目指し、「働き方デザイン」を進化させていく姿勢は、多くの企業にとってのモデルケースとして注目されています。社員が自発的に取り組む姿勢が、さらなる未来を切り拓く力となるでしょう。

より豊かで充実した働き方を築くために、オンワードの挑戦はまだまだ続きます。