RE Biotech.の挑戦
2025-08-15 12:44:21

RE Biotech.、化粧品製造業許可を取得し新たな一歩を踏み出す

RE Biotech.、化粧品製造業許可を取得



2023年、日本生物製剤から誕生した社内バイオベンチャーのRE Biotech.(アール・イー・バイオテック)が、2025年8月1日付けで化粧品製造業の許可を得たという嬉しい報告が届きました。この許可により、RE Biotech.は今後、ヒト胎盤の収集や細胞培養上清の製造、さらには化粧品製造や出荷といった全工程を自社内で一貫して行える体制を整えました。

背景



培養上清を素材にした化粧品市場は、品質のばらつきが問題視されてきた分野です。特に海外製品ではトラブルが多く、購入者にとって不安の種でもありました。しかし、RE Biotech.の許可取得により、国内初となる原料調達から製造までの一貫した生産ラインが確立され、高品質かつ適正価格の製品を供給することが可能になりました。

RE Biotech.では、クリーンエリアを完備した工場での製造が行われるため、衛生面にも配慮されています。加えて、防腐剤無添加の製品の展開も企画されており、安全で肌に優しい化粧品が期待されます。また、工業規模の原料製造計画もあり、他化粧品メーカーへの原料供給も視野に入れています。

日本生物製剤について



日本生物製剤は、ヒト胎盤を原材料とする医薬品「ラエンネック」を製造・販売している企業であり、2025年には創立55周年を迎える歴史ある会社です。ラエンネックは、肝機能の改善に寄与することを目的とし、国内外15ヵ国以上で使用されています。RE Biotech.は、こうした医薬品のバックグラウンドを持つ企業のサポートを受け、新たな医療用品や化粧品の研究開発に取り組んでいます。

生物由来医療用品の未来



RE Biotech.は、ヒトや動物胎盤を利用した新しい医療用品や化粧品の研究開発に注力しています。近年、胎盤が持つポテンシャルが再評価されており、その有効活用を進めることが社会的にも求められています。RE Biotech.は、最新鋭の設備を備え、国内有数の胎盤組織の研究・開発拠点として活動を展開しています。

胎盤由来の化粧品原料の製造と、医療用品の開発を通じて、今後も社会への貢献を目指します。RE Biotech.の久留米オフィスが位置する福岡バイオファクトリーから、期待が高まる化粧品の未来に、ぜひ注目してください。

RE Biotech.の公式サイト

日本生物製剤の公式サイト


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