久石譲フィルムコンサート
2025-07-17 23:34:20

久石譲とロイヤルフィル、ジブリの音楽を共演する夢のフィルムコンサート

久石譲とロイヤルフィル、ジブリの音楽を共演する夢のフィルムコンサート



世界中に熱烈な支持を受けている作曲家・久石譲が手掛ける「スタジオジブリ フィルムコンサート」が、7月16日と17日、東京ドームで開催されました。イギリスのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(RPO)との共演により、宮崎駿監督の名作から最新作までの楽曲が生演奏され、参加者はその魔法のような音楽に浸りながら至福の時間を過ごしました。

今回の公演では、久石譲が自身の役割を“指揮者とピアニスト”の両方を兼任し、彼の熱意が観客に届けられました。初めて宮崎監督とコラボレーションした『風の谷のナウシカ』が1曲目に選ばれ、東京混声合唱団やニューヨークから来たブルックリン・ユース・コーラスが、美しいハーモニーを響かせました。観客はその瞬間から音楽の世界に魅了されました。

公演は全11作品を演奏し、特に『魔女の宅急便』では、音楽と映像が完璧に調和し、観客がストーリーを追体験できる美しい演出が施されました。続く『もののけ姫』の神聖な太鼓の音や、エラ・テイラーによる洗練されたソプラノも観客に深い感動を与えました。また、『風立ちぬ』ではマンドリン奏者が素晴らしい演奏を披露し、観客の心を掴みました。

そして中盤には、陸上自衛隊から集まった約200人のマーチングバンドが『天空の城のラピュタ』をアリーナで演奏、タイトなリズムと迫力ある演奏に会場は沸き立ちました。この瞬間、音楽と視覚のコラボレーションにより、一体感が生まれ、観衆は大きな拍手を贈りました。

さらに久石譲のピアノソロが披露された後、『千と千尋の神隠し』に登場したボーカリスト麻衣は、透明感のある歌声で会場を包み込みました。

本公演のハイライトは、フィナーレとして迎えた『となりのトトロ』でした。ここでは麻衣とエラ・テイラーが再び登場し、合唱団と共に主題歌を歌い上げ、会場の一体感が最高潮に達しました。その後、久石のアンコールには新作『君たちはどう生きるか』のメインテーマが演奏され、さらに『紅の豚』や『もののけ姫』の名曲が続き、観客の熱気は冷めることがありませんでした。

このように、久石譲とロイヤルフィルが共演するフィルムコンサートは、東京ドームでの初のオーケストラコンサートとして、二日間の公演を通じて貴重な音楽体験を提供しました。大規模な観客動員を達成し、音楽史に名を刻む瞬間となることでしょう。

公演の概要


  • - 公演名: Joe Hisaishi Royal Philharmonic Orchestra Special Tour 2025
  • - 日程: 2025年7月16日(水)および17日(木)
  • - 会場: 東京ドーム
  • - 出演者: 久石譲, ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団, 東京混声合唱団, 他

公式サイトも是非チェックしてみてください: https://joehisaishi-concert.com/sgfc2025-ja/


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

関連リンク

サードペディア百科事典: フィルムコンサート 久石譲 スタジオジブリ

トピックス(音楽)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。