海洋ゴミからの贈り物
2025-06-16 12:00:49

海洋ゴミから生まれたニットブランケットが環境意識を高める

海洋ゴミから生まれたニットブランケットが環境意識を高める



ユニファースト株式会社が2025年6月18日から東京ビッグサイトで開催される「第17回 販促EXPO -夏-」に出展し、海洋ゴミを原料とするリサイクル素材「REPREVE® Our Ocean」を使った新作のニットブランケットを発表します。このブランケットは、従来のエコバッグやポーチなど布帛アイテムに続き、初めてニット素材として具現化されたもので、柔らかく温かい手触りが魅力です。

海洋ゴミからの再生素材



「海洋ゴミからつくった」シリーズの製品は、中国や東南アジアの海岸で回収されたプラスチックゴミをリサイクルして作られています。この素材は、プラスチックリサイクルが進んでいない地域のペットボトルを回収し、洗浄・加工を経ているため、環境保護にも大きく貢献します。2022年からは米国のUNIFI社が開発した「REPREVE® Our Ocean」を採用し、持続可能な素材の使用を進めています。この新たな素材により、環境問題への意識がより一層高まることでしょう。

受注数8万個を突破



すでに、同シリーズは今年の初めから様々な展示会に出展し、多国籍の新規顧客を獲得。2023年に入ってからは、受注数が8万個を超えるなど、その受け入れられ方も非常に順調です。このニットブランケットの開発は、さらに幅を広げたSDGs対応の取り組みとも言えます。

社会的責任と企業価値



一般的に「REPREVE® Our Ocean」素材は通常の素材と比較してコストが10〜15%高いと言われていますが、多くの企業はその価格以上の価値を見ています。環境問題に対する共感をもとに、この素材を導入する企業は年々増加。その結果、お客様からは「こうした素材を提案してもらえて嬉しい」との声が多く寄せられています。

本素材は単なる再生可能な素材に留まらず、企業が環境問題に取り組む姿勢を伝える重要な手段ともなるのです。企業が提供するノベルティやグッズにこの素材を使うことで、お客様に企業の価値観を広めることができるのです。

ソーシャルプロダクツ賞を受賞



ユニファースト株式会社が開発した『海洋ゴミからつくった着られるエコバッグ』は、「ソーシャルプロダクツ・アワード2025」で栄誉ある「ソーシャルプロダクツ賞」を受賞しました。このエコバッグは、エコバッグと応援用ビブスの2WAY仕様を兼ね備えています。また、この商品は環境に優しい素材を使用し、実用性と持続可能な社会への貢献を一体で実現しています。

未来の展望



今後、ユニファーストは「海洋ゴミからつくった」シリーズの受注目標を15万個に設定。新たな環境配慮型プロモーショングッズ事業の拡大を目指します。持続可能で革新的な商品を通じて、社会への採用と貢献を進めていく所存です。これにより、消費者の環境意識をさらに高める一助となるでしょう。

自社ブースでは、『海洋ゴミからつくったブランケット』や『着られるエコバッグ』といった新しい商品が紹介される予定です。ぜひ皆様も足を運んで、その目で確かめてみてください。


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