新音楽プロジェクトの誕生！山下康介のピアノ独奏曲が配信決定

新たな音楽の幕開け、山下康介のピアノ独奏曲が配信

音楽の新しい可能性に満ちたプロジェクトが始動します。作曲家の山下康介が手がけ、国際コンクール優勝の実力派ピアニスト小林有沙が演奏するピアノ独奏曲2作品が、11月19日に配信リリースされることが決まりました。これは新たなクラシック音楽文化を創造するための「DICT Music DAO Classics」プロジェクトによるもので、多くの音楽ファンにとって期待が高まるニュースです。

音楽文化の共創

「DICT Music DAO Classics」は、東京都渋谷区に本拠地を置く株式会社Virgoによって運営されており、従来の音楽制作の枠を超え、Web 3.0とDAOの仕組みを活かして、作曲家と演奏者による新しい音楽文化の創出を目指しています。今回配信される曲『ピアノ独奏のための“ハルモヨウ”（ピアノのための組曲「四季」より）』と『Epilogue 1996 - Piano Solo Edition -』は、すでに多くの映像作品を手がけている山下康介が新たに改作した楽曲です。彼の音楽性は、幅広いジャンルにわたり、多くのファンに愛されています。

ピアニスト小林有沙の魅力

この新たな楽曲を演奏するのは、実力派ピアニスト小林有沙です。彼女は国際的な音楽コンクールで数々の受賞歴があり、その表現力豊かな演奏は多くの観客を魅了しています。今回のレコーディングでは、これまでとは異なる2つの楽曲を巧みに演奏し、その技術と魅力を余すことなく発揮しました。小林有沙の魅力は、彼女が描く音楽の表情と感情にあります。

アートワークも注目

さらに、楽曲のアートワークは山下康介と多岐にわたるジャンルでコラボレーションを行ってきたデザイナー・フォトグラファーの伊藤達哉が担当。彼の独特の視点が反映された作品も、音楽と同様に期待されます。アートの力で音楽の世界をより魅力的に彩ることでしょう。

新しいクラシック音楽のためのサンドボックス

このプロジェクトは、作曲家と演奏者、さらには音楽ファンが共創し合う「サンドボックス・コミュニティ」としても注目されています。音楽の演奏権など一部著作権を、コミュニティメンバーに解放することで、より自由な音楽の楽しみ方を提供します。この新しい形の音楽体験は、多くのファンにとって新鮮な驚きを与えることでしょう。

さらに広がるリリースの波

11月19日のリリース日には、これらの新作楽曲の他にも、小林有沙による他の作曲家とのコラボ作品5タイトルも同時に配信される予定です。これからの音楽文化の発展に、ぜひご注目ください。

創設記念演奏会も開催

また、この新音楽プロジェクトの創設を祝う演奏会が11月18日（月）に東京音楽大学TCMホールで開催される予定です。生演奏で新たな音楽の息吹を感じる貴重な機会となりますので、観客の皆様の参加をお待ちしております。チケット情報は公式サイトをチェックしてください。

-------

新たな音楽の旅が始まります。山下康介、小林有沙、伊藤達哉が織り成す新しい世界観を、ぜひお楽しみに。