JPCAが発表!パーソナルカラーの深層を探る新しい研究結果
NPO法人日本パーソナルカラー協会(JPCA®)が、色彩学会にてパーソナルカラーに関する最新研究を発表し、その内容が注目を集めています。発表は2025年6月7日から8日にかけて、山形大学米沢キャンパスで行われ、「黄み・青み」の頂点を探るという興味深いテーマでした。これにより、パーソナルカラーの理解がさらに深まることでしょう。
パーソナルカラーの新たな理論
JPCAは、設立以来アメリカ発祥のパーソナルカラー理論を日本の文化に合うように進化させています。特に注目すべきは、2013年に実施した大規模な色彩調査。この調査は、様々な色相が顔色に与える影響を明らかにするためのもので、その結果を基に2014年には研究発表を行っています。
今回の発表では、特に「黄み」と「青み」に焦点をあて、どの色相が顔色にどのような効果をもたらすのか、をデータで可視化する試みがありました。これにより、単なる感覚的な選び方から、科学的根拠に基づいた選択ができるようになることが期待されています。
調査の目的と手法
研究の目的は、秋や冬において流行する色相が、特にどのように肌に映えるのかを確認すること。イエローベースの色が顔に与える効果、対するブルーベースがもたらす潔白さの違いを科学的に検証しました。具体的には、イエローベースとブルーベースの色相のうち、どの色が、どの程度顔に「黄み」と「青み」を与えるのかを明確にすることです。
調査には、20代から60代の男女23名が参加し、無作為に選んだ日本人女性2名をモデルとして使用しました。調査のため、専用の照明環境を整え、顔色の見え方を正確に測定することができる環境を整備しました。
調査結果の重要性
調査結果についての詳細は、JPCAの公式ウェブサイトで確認できます。この発表により、今後のパーソナルカラー理論の発展が期待されます。これまでのエビデンスに基づくアプローチは、パーソナルカラーが色彩や美容に与える影響をデータとして裏付け、より多くの人々にその重要性を喚起することでしょう。
パーソナルカラーの研究は、単にオシャレを楽しむだけでなく、自己の魅力を最大限に引き出すためにも重要です。これからの時代、数理的な裏付けに基づくパーソナルカラーの理解は、ひとりひとりの美しさを引き立てる鍵になるのかもしれません。是非、今後の研究に注目してみてください。