豊橋の老舗和菓子店「お亀堂」が贈る柏餅特集
愛知県豊橋市の老舗和菓子店「お亀堂」が、豊橋発祥とされる柏餅の新しいラインナップを4月中旬よりお店で販売します。長年の愛され続ける和菓子文化を大切にするお亀堂には、地元の味を楽しむことができる魅力が詰まっています。ここでは、提供される5種類の柏餅の詳細と、柏餅の歴史、そしてお亀堂の考えをご紹介します。
柏餅の特徴とその由来
中部地方において珍しい西京味噌を用いた「白みそ餡」や、地元三河地方の名物「もろこし」など、多彩な味わいの柏餅が用意されています。柏は新芽が出るまで古い葉が落ちることから、繁栄を願う縁起物として端午の節句に好まれてきました。お亀堂では、毎朝新鮮な柏の葉を丁寧に巻き、親しみやすい和菓子として提供しています。一番多様なラインナップを持つ柏餅は、豊橋の町でも特に人気が高く、端午の節句を祝う際にも欠かせない一品です。これを通じて、日本の四季や地域の風味を楽しんでもらい、笑顔や安らぎを届けたいという思いが込められています。
柏餅の歴史と豊橋の伝説
豊橋の柏餅には興味深い伝説もあります。三河・二川近郊で名物の柏餅として広まった逸話では、豊臣秀吉が小田原征伐の途中に「勝ちわ餅」と聞き間違えたことから、名付け親となりました。この物語は、和菓子が古くから地域に根付いている証拠でもあります。また、北斎や広重の浮世絵にも柏餅のシーンが描かれ、江戸時代の人々にも愛されたことが伺えます。
取り扱い商品詳細
今回は、次の5つの柏餅が販売されます:
- - こし餡 260円
- - つぶ餡 260円
- - よもぎ餅 260円
- - もろこし 280円
- - 白みそ餡 280円
販売期間は、もろこしと白みそ餡が4月15日から始まり、5月7日まで。これらの柏餅は、東三河のお亀堂直営店にて購入可能です。
お亀堂のブランド哲学
お亀堂は、創業から70年以上にわたり、愛知県三河地域にて和菓子を提供し続ける老舗です。 "挑戦" と "革新" を信念に、和菓子文化の発展に貢献する姿勢を持ち続けています。四季折々の産品を揃え、慶弔行事や日常のおやつ、さらにはお土産としてもご利用いただけます。さらに、おむすびや甘味茶屋など、地域の食文化の発展にも寄与しています。
会社概要
- - 会社名: 株式会社お亀堂
- - 所在地: 愛知県豊橋市南小池町164
- - 代表取締役: 森貴比古
- - 公式ウェブサイト: お亀堂公式サイト
- - SNSアカウント:
- Twitter:
@okamedo_jp
- Instagram:
@okamedo_jp
新たに登場する柏餅は、日本の豊かな文化を感じさせる一品です。ぜひ、皆様もこの機会に地域の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。