神戸で初開催！重症児と家族が楽しむファミリーコンサートの魅力

神戸でのファミリーコンサートが新たな一歩を踏み出す

2025年1月17日(土)、神戸市の新開地アートひろばで「0歳からのファミリーコンサート」が行われる。このイベントは、重症心身障がい児とその家族、さらには健常児も一緒に楽しめるという新しい形の音楽イベントです。主催は、特定非営利活動法人EPOが運営する「COCOLON」で、医療的ケアを必要とするお子様でも安心して参加できるよう準備が整えられています。

参加する理由

厚生労働省の調査によると、医療的ケアを必要とする児童をもつ家庭の65.3%が外出に困難を感じていることが明らかになっています。おむつ交換ができるスペースや医療機器の電源確保など、多くのハードルが存在します。このような課題を乗り越えるため、COCOLONは特別なイベントを企画。参加するすべての家族が音楽を楽しみ、また新たなつながりを持つことを目的としています。

こだわりのコンセプト

「ファミリーコンサート」は、障がいをもつ子どもたちとその兄弟姉妹、そして健常児も楽しむことができるよう設計されています。会場は広々としており、リラックスして生演奏を楽しむことができるマット席や、車いすでの参加も歓迎するバリアフリー設計です。また、参加型プログラムも用意され、前回の公演では、子どもたちが舞台に上がって演技するコーナーも好評を得ました。

充実の演奏プログラム

イベントでは、音楽家集団「やまキッズ」による生演奏が行われます。子ども向けの楽曲からスタンダードな名曲まで幅広く網羅しているため、参加した家族は音楽を楽しめること間違いなし。リクエストコーナーもあり、抽選で選ばれた家族からの要望にその場で応える即興演奏が行われます。これにより、音楽との距離が一層近くなります。

安心の環境

特定非営利活動法人EPOは、東京都内で児童発達支援を行う事業所「ここね」を運営しており、専門のスタッフがしっかりとサポートします。屋内ホールならではの利便性に加え、医療的ケアを必要とするお子様が心配なく楽しめるよう配慮されています。おむつ交換や医療デバイスの電源も確保されており、見守りのサポートも万全です。