世界初のハイブリッドローズ「月光」から生まれた発酵エキスの魅力
最近、スキンケアの世界で注目を集めているのが、ナリス化粧品が開発したハイブリッドローズ「月光」を使用した新しい化粧品成分です。美しい愛らしさを持つこのバラは、その魅力だけでなく、肌に対する機能性も相当なもの。乳酸菌HOKKAIDO株®との組み合わせにより、数多くの抗老化効果を期待できる自然由来の成分が実現しました。
● 研究の背景とハイブリッドローズ「月光」
ナリス化粧品は、1992年からバラの肌への老化対策について研究を重ねてきました。特に「月光」というハイブリッドローズは、色や形、香りの全てにおいて極めて優れた特性を持つ品種で、交配が難しいため、その価値は一層高まります。このバラを基に新たなスキンケア成分の開発が実現した背景には、30年以上にわたる研究と、北海道の厳しい気候に耐える乳酸菌との掛け合わせの可能性があったからです。
● 7つの効果:肌を守る力
ナリス化粧品の自社バラ園で行った研究では、「月光」が持つ様々な肌への効果が明らかになりました。特に注目したいのは次の7つの効果です:
1.
ニトロ化抑制 - 肌の黄ばみを引き起こす原因を抑える
2.
ニトロ化物分解 - 肌の汚れを排除する
3.
アポトーシス抑制 - 過剰な細胞死を防ぎ正常な肌を維持
4.
細胞毒性低減 - 肌細胞の健康を保つ
5.
糖化物分解 - 糖化による肌老化を防ぐ
6.
カルボニル化抑制 - 角層の正常な剥離を助ける
7.
正常な角層機能の維持 - 健康的な肌を形成する
これらの効果により、「月光」は単体として優れたスキンケア成分であることが確認されました。
● 発酵による効果の増強
特筆すべきは、ハイブリッドローズ「月光」と乳酸菌HOKKAIDO株®を組み合わせた際に見られる効果の増強です。研究によると、ニトロ化物の分解、アポトーシスの抑制、細胞毒性の低減という3つの効果は、発酵を通じて飛躍的に向上。その結果、より多くの女性たちの肌悩みをケアできる成分が誕生しました。また、糖化物分解や糖化抑制、カルボニル化抑制といった効果においても、発酵によってその性能が維持されるという結果もあり、今後のスキンケア市場で大きな期待が寄せられています。
● 研究者の思い:バラの力で肌を美しく
ナリス化粧品の研究開発部に所属する佐藤裕太氏は、自身の経験を元に日々研究を重ねているとのこと。7年以上にわたるバラに対する探求は、今回の成分開発において、特に複雑な肌の悩みに対する多機能型の解決策を提供するものだと自信を見せています。
「バラはただの花ではない。肌の悩みに対してアプローチできる力を秘めています」と彼は語ります。これからますます多くの女性がこの「月光」の力を実感できることを期待しています。
● まとめ
今回紹介したハイブリッドローズ「月光」から生まれた発酵エキスは、新しいスキンケアへの扉を開く可能性を秘めています。その魅力を感じながら、ぜひ自分の肌にもその「美」の力を取り入れてみてはいかがでしょうか。