食品添加物を理解する新しいアクション「/Oneflipアクション」が始まります！

食品添加物を理解する新たな試み

生活クラブ事業連合生活協同組合が新しいアクション「/Oneflipアクション」を開始します。この取り組みは、食品パッケージを裏返し、原材料や食品添加物をチェックすることで、食品の安全性に対する意識を向上させることを目的としています。

「/Oneflipアクション」とは？

このアクションは、2025年2月10日からスタートし、誰でもInstagramを通じて参加できる簡単なアクションです。私たちが普段気にも留めない食品の裏側に目を向けるチャンスを提供します。どうやって参加するかというと、生活クラブのInstagramアカウントをフォローし、ストーリーズの「お題に参加」から投稿。裏返したパッケージの写真を使って、食品添加物のチェックを共有します。

食品表示法とスラッシュルール

2015年から施行されている食品表示法では、原材料と添加物を区別して明示することが義務付けられました。特に「/（スラッシュ）」以降が添加物であることがわかりやすく表示されています。しかし、生活クラブが実施した調査によると、購入時に原材料表示を確認する人は多いにもかかわらず、スラッシュルールを正しく理解している人はわずか2割に留まっています。これを改善するための活動が「/Oneflipアクション」なのです。

誰でも参加できる楽しさ

参加方法は非常に簡単。食品パッケージをひっくり返して、スラッシュ以降の添加物をチェック。これを写真やミニ動画としてInstagramに投稿するだけです。ストーリーズのブーメラン機能を使えば、楽しいループ再生の動画も制作可能。身近な食品の安全性について考える入り口として、多くの人に参加してもらえればと思います。

調査結果から見る現状

最近の調査によると、食品を購入する際に原材料表示を見る人は71.7%で、多くの人が何が入っているか気にしています。しかし、添加物を気にする人は49.3%と半数未満。その一方で、スラッシュルールについては51.2%が認知しており、理解が進んでいることがうかがえます。これらのデータを基に、生活クラブは「/Oneflipアクション」を通じて、さらなる認知向上を目指しています。

生活クラブの取り組み

生活クラブは、健康的で豊かな食を実現するために「不要なものは使用しない」といったポリシーを掲げています。取り扱う食品の中で、有害とされる添加物は約1/10にとどまり、安心して食べられる製品づくりに努めています。また、消費材という言葉を使い、利益を追求するのではなく、みんなの生活を向上させるという理念を重視しています。