サステナブルなファッションの未来を考える
2025年に向けて、ファッション業界が持続可能な未来をどう実現していくかが注目されています。そんな中、株式会社オンワード樫山が取り組むプロジェクト「アップサイクル・アクション」が新たな光を放っています。このプロジェクトは、ファッションにおけるサーキュラーエコノミーを実践し、エコロジーと経済の両立を図るための取り組みです。
イベントの概要
2025年1月31日から2月2日まで、東急プラザ原宿のハラカドにて開催されるイベント「エコマキ The First CIRCULAR あしたのスタンダードを探しに」には、オンワードも参加します。このイベントは、学生や20代から30代をターゲットとし、ファッション業界のリユースやリペア、アップサイクルの体験を通じてサステナブルな生活を促進することを目的としています。
具体的な体験内容
イベントでは、知識を深める「知る」ゾーンと、実際に体験する「体験」ゾーンが設けられています。「知る」ゾーンでは、回収した衣料品をリメイクし新たな価値を生む「アップサイクル・アクション」の取り組みが紹介されます。また、「体験」ゾーンでは、お客さまから回収した約100点の衣料品が用意され、藍染やリペア体験を通じて参加者が自分自身のファッションをアレンジできます。これにより、ファッションが持つ新たな可能性を見出すことができるでしょう。
地球と共に生きるための取り組み
オンワードは「ヒトと地球に潤いと彩りを」というミッションに基づき、持続可能な社会の実現に向けて邁進しています。このイベント参加もまた、その理念に共感し実現に向けた一歩を踏み出すものです。具体的には、顧客からの衣料品回収やアップサイクルを通じ、廃棄物を減らし、資源の有効活用を図っています。
「オンワード・グリーン・キャンペーン」の紹介
回収した衣料品は、固形燃料(RPF)やリサイクル糸として再生され、実際に毛布や軍手へと生まれ変わります。それらは、国内外の被災地、まずは日本赤十字社を通じた支援活動に使用されています。また、未使用の衣類は環境に配慮したショップ「オンワード・リユースパーク」でも販売され、その収益はサステナブルな活動に活かされています。
このように、定期的なイベントの開催やキャンペーンの実施を通じて、持続可能なファッションの文化を広める活動が続いています。加えて、オリジナル貯金箱の設置など、さらなる教育や啓蒙活動にも力を入れています。
今後への期待
オンワードの「アップサイクル・アクション」は、ファッション業界が抱える課題に真正面から取り組むことで、未来のビジョンを描いています。このように持続可能なファッションを推進することは、単に地球環境を守るだけではなく、未来の世代に美しい地球を残すための重要なステップです。皆さんもこのイベントに参加し、サステナブルなファッションの魅力を体験してみてはいかがでしょうか。資源を大切にし、地球に優しい選択をすることが、小さな一歩かもしれませんが、大きな変化につながるのです。