ペットの健康を守る新機能「呼吸変動スコア」
新機能の導入背景
株式会社PetVoiceが、犬や猫の健康管理の新たな一歩を踏み出しました。今までの体調モニタリングでは、呼吸数の「平均値」に焦点を当てがちでしたが、心疾患や肺疾患を持つペットでは、呼吸の「ばらつき」を見逃すことがリスクとされていました。これに注目したPetVoiceは、新機能として「呼吸変動スコア」を搭載。これによって、ペットの呼吸数の変動を視覚化し、体調の変化をいち早く検知できるシステムが実現しました。
「呼吸変動スコア」による恩恵
この新機能により、ペットの呼吸数が正常範囲内でも、異常な変化があった場合には早期に警告が出る可能性が高まります。特に、心臓病を金に抱える犬や猫では、安静時呼吸数が40回を超えた場合に来院が求められることが多いのですが、PetVoiceを使用している飼い主からは、「通常時の安静時呼吸数を把握できたことで、30回台になった際に病院に行き、軽度の肺水腫を見つけることができた」といった声が増えています。
肺水腫の前兆をキャッチ
さらに、呼吸変動スコアは、肺水腫の兆しを1週間前から捉える可能性が期待されています。実際に、PetVoiceの利用者で分析を行ったところ、軽度の肺水腫が診断される1日前には安静時呼吸数の平均が上昇するも、呼吸変動スコアはそれよりも早く上昇していることが確認されました。このことからも、ペットの健康状態を予測・管理する上での有効性が示されています。
オンライン説明会の開催
この新機能の詳しい説明や症例紹介を行うことで、獣医療に携わる方々への理解を深めるために、オンライン説明会を開催します。参加を希望される方は、PetVoiceの公式サイトから申し込みが可能です。
今後の展開
PetVoiceは、呼吸変動スコアを活用した肺水腫などの予測モデルを今後も深化させる予定です。呼吸の不安定さはさまざまな疾患の前兆であるため、多くの病気に対する早期発見と対応が可能になることを目指しています。これにより、ペットの健康管理がさらに充実したものになることが期待されます。
PetVoiceについて
PetVoiceは犬や猫の健康を支えるウェアラブルデバイスとして注目されています。首輪に取り付けるだけで、呼吸数、心拍数、体温を常時計測し、スマートフォンからこれらの情報を確認できます。特に心疾患を抱えるペットや高齢のペットを飼っている家庭での利用が進んでおり、全国350以上の動物病院と連携し、ペットの健康をサポートしています。
お問い合わせ
詳しい情報や質問がある方は、株式会社PetVoiceまで。ウェブサイトでは、最新の情報も随時更新されています。