防災意識を高める森永製菓と自治医科大の新しい取り組み

食とお菓子で防災意識を高める新プロジェクト

森永製菓株式会社が、自治医科大学の栃木県災害医学寄附講座と共同で新たな取り組みを即します。その名も「もしもの時に役立つ自治医科大学災害医学の特命教授と学ぶ食とお菓子の防災教室」。このプロジェクトは、2023年8月28日から始まり、身近な「食」や「お菓子」を通じて防災の大切さを学ぶ内容になっています。

防災意識の重要性

近年、日本各地で自然災害が頻発する中で、地域や家庭における防災意識の向上が求められています。森永製菓は、2030年に向けたビジョンとして「ウェルネスカンパニーへの進化」を掲げており、心身の健康を提供することを使命としています。この観点からも、災害時の食についての理解を深めることが急務であると感じていました。

プロジェクトの概要

この新しい防災教室では、自治医科大学の医師による監修で「意外と知られていない防災情報や知識」を動画で分かりやすく解説します。初回の動画「防災対策に役立つお菓子の意外な３つの役割」は、8月28日11時に公開予定です。この動画では、日常的に食べているお菓子がどのように防災に役立つかを医師の視点から紹介します。

食品の力を通じた防災

自治医科大学の栃木県災害医学寄附講座は、災害医療に関する人材育成や調査研究、地域医療機関のBCP（事業継続計画）策定支援など、幅広い活動を行っています。森永製菓との連携により、医師目線で有用な知識を普及し、より多くの方々に防災の重要性を伝えることができるでしょう。

参加者の心に響くメッセージ

自治医科大学の特命教授である松村福広氏は、「食は生活の基盤であり、特に災害時にはその重要性が増す。美味しさと健康を兼ね備えたお菓子を通じて、普段とは異なる環境で頑張っている人々に少しでも楽しみや安らぎを提供したい」と語っています。食を通じて心の癒しを提供するこの取り組みは多くの人々に貢献することでしょう。