現代サーカスの新たな挑戦
2025-05-28 09:52:50

日本発の現代サーカス『CIRQUEWORK』、2026年春にニューヨークで単独公演を実施決定!

日本発の現代サーカス『CIRQUEWORK』、全世界での活躍へ



福岡を拠点に活動する現代サーカス団体、CIRQUEWORK(シルクワーク)の代表作『YOAH(ヨア)』が、2026年春に アメリカ・ニューヨークにて初の単独公演を実施することが決定しました。ニューヨークの最古の劇場であるThe New Victory Theaterでの公演は、日本の現代サーカスとしては初の試みです。

ニューヨークの名門劇場での快挙



The New Victory Theaterは、タイムズスクエアの中心に位置し、1900年に開場した歴史ある劇場であり、ファミリー向けパフォーミングアーツの中心地として有名です。ここでの公演は、CIRQUEWORKにとって歴史的な瞬間になり、日本のサーカス文化が国際的に認められることとなります。さらに、2025年には、ハンガリーやデンマーク、オランダの9都市を巡るヨーロッパツアーも予定されており、世界での活動がますます期待されています。

『YOAH』の魅力とは?



『YOAH』は、現代社会を生きる女性が幻想と現実の境界を越え「夜明け」を探し続ける物語です。言葉を一切使わず、身体の表現、映像、照明、音楽の調和によって展開されます。特に、光るディアボロ(中国ゴマ)を駆使したジャグリングや、布やロープによる空中アクロバットが魅力的で、デジタル映像と生演奏が生み出す絶妙なシンクロニシティは、多くの観客を魅了しました。これらのパフォーマンスは、福岡から世界へ向けた新たなサーカス文化の発信を象徴しています。

監督は世界的ディアボロアーティストの望月ゆうさく



本作の原作および総合演出を担当するのは、CIRQUEWORKの共同創設者である望月ゆうさくです。13歳からジャグリングを始め、国内外で数々の賞を受賞した彼は、特にIJAジャグリング世界大会での優勝を通じて、世界的なディアボロプレイヤーとしての地位を確立しています。望月は、ジャグリングを“コミュニケーションメディア”として再定義し、新しい芸術表現を常に模索しています。

海外での受賞歴



『YOAH』は、2022年に北九州芸術劇場で初演された際から大きな注目を集め、世界各地でも高評価を得てきました。オーストラリアのアデレード・フリンジでは、観客動員数10,000人を記録し、2年連続で「Best CIRCUS Award Weekly Winners」を受賞。また、エディンバラ・フェスティバル・フリンジでは最高評価の星五つを獲得し、日本及び福岡の現代サーカスとして注目されています。

魅力的なキャスト



この作品には、経験豊富なパフォーマーたちが集結しています。その中でも特に印象的なアーティストは、エアリアル・シルクを担当する新体操出身の増井紬や、世界的なエアリアルアーティストの品川瑞木です。彼女たちは、身体表現の技術を駆使し、希望を見出そうとする女性の力強さを演じます。さらに、望月自身も重要な演目に出演し、技術と表現力を存分に発揮しています。

世界への飛躍とファンへの期待



CIRQUEWORKの確かな演技力と革新的な演出は、単なるエンターテインメントを超えて、観客の目に新たな光をもたらします。2026年のニューヨーク公演、そして2025年の欧州ツアーは、現代サーカスの新たな章の幕開けとなるでしょう。公演に関する詳細は、CIRQUEWORKの公式ウェブサイトやSNSで随時発信されるので、ぜひチェックしてみてください。文化の国際的な交流が進む今、私たちの目の前に広がるこの素晴らしいパフォーマンスは、必見の価値があります!


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