ノウタス株式会社、新取締役の選任と今後の成長戦略について

2025年6月17日付で、ノウタス株式会社は新たな取締役を選任したことをお知らせいたします。新しく加入したのは、中村智広氏と村上信五氏の2名です。彼らの豊かな経験と新たな視点は、会社のさらなる成長を促すことでしょう。ここでは、新任取締役の経歴と、今後の展望について詳しくお伝えします。

新任取締役の紹介

中村智広氏

中村氏は、ソニーグループでのキャリアをスタートし、さまざまな事業を経てソニー韓国社長を務めました。現在は、クオンタムリープ株式会社の代表取締役社長として、デジタル技術やスマート農業などのスタートアップ支援に関わっています。ノウタスでは、資本政策や経営戦略の策定において彼の経験が活かされ、企業成長を加速させるでしょう。

村上信五氏

村上氏は、STARTO ENTERTAINMENTで活躍するタレントであり、事業開発の非常勤社員としても貢献しています。ぶどうブランド「パープルM」の事業管掌VPとして、農業への新たなアプローチを提案しています。彼の豊富な経験をもとに、農業とエンタメの融合を進め、地域との共創を深めていく予定です。

経営体制の強化と今後の展望

新しい役員体制を採用し、ノウタスは「農業の『いつかは』を『いつでも』に」を掲げ、現実のものとしていくフェーズへ移行します。これまでの実績を基に、今後はさらなる成長を目指して以下の3つの柱にフォーカスします。

アグリサイエンス

ノウタスは「ぶどうユニット」という独自技術を開発しました。この技術により、場所や人手に依存せず安定した果物の生産を可能にすることを目指しており、2026年内の商用化を見据えています。全国の遊休施設への導入計画も進んでおり、「農園がやって来る」形で新たな未来を実現します。

アグリテインメント

また、誰でも参加できる「高槻農園」や「シェアツリー事業」を通じて、農業への関心を高めていきます。地域との繋がりを強化し、食や文化の発信も行いながら、農業とエンタメを融合させた新たな体験を提供します。

コンサルティング

さらに、専門知識を生かしたコンサルティングサービスも展開し、地域通貨開発やWeb3など、幅広いプロジェクトに取り組んでいく予定です。これにより、アグリサイエンスの導入スピードを高めながら、顧客へのコンサルティングサービスの価値も向上させます。

新たな挑戦へ

ノウタスは、新任役員の下でアグリサイエンス、アグリテインメント、コンサルティングの三本柱を連動させ、地域経済の新たな活性化を目指します。農業を通じて、より多くの人々に農のある生活を提供するため、精力的に活動を進めてまいります。

このように、新たな取締役の加入とともに、ノウタスの未来にご期待ください。