古代エジプトの香りを体験！新作インセンス『2500 BC』リリース

古代エジプトの香りを感じる新作インセンス『2500 BC』の魅力

お香愛好者に朗報です！淡路島の香りの名門・薫寿堂が、インセンスブランド「THE ROOT 595」の新作『2500 BC』を2025年12月に発売します。この製品は、古代エジプトの香料文化をテーマにしたもので、香りの歴史を辿る新たな試みとして、多くの期待を寄せられています。

古代の香りの起源に迫る

「2500 BC」は、古代エジプトで広く使われていた香料を現代の感性で再創造しました。古代の人々は、香りを神々への祈りや治癒、眠りのために焚いていました。特に、本作で使用されるフランキンセンスやミルラ、そして複合香「キフィ」に焦点が当てられています。これらの香料は、古代エジプトにおいて重要な役割を果たしてきました。

具体的には、キフィは複数の素材を用いて調合される香りで、蜂蜜やワイン、さまざまな植物が含まれています。古代エジプトの人々は、この香りを通じて心身の安定を求めていたのです。フランキンセンスとミルラは、それぞれ独自の精神的な効能を持ち、儀式や治療に用いられていました。

高度な技術で生まれた香り

本作の製造は、1893年から続く薫寿堂が担当しています。製造過程には高度な技術と細かな調整が求められ、特に樹脂原料を使用した練りの工程が重要視されています。粘度の高い樹脂は扱いが難しく、職人たちは長年の経験を基に、原料の状態を見極める必要があります。これにより、唯一無二の香りが完成しました。

また、乾燥樹脂とオイル化された香料を同時に使用するレイヤー構造が取り入れられており、従来の粉体が主体の香りとは一線を画したアプローチになっています。これにより、フランキンセンスとミルラの香りが交わり、立体的で奥行きのある香りが楽しめます。

魅力的な香りの体験

火を灯すと、フランキンセンスの清らかな香りが立ち上り、ミルラの深い余韻が続きます。この香りは、古代の人々が香りに託していた意味や役割を現代に伝え、私たちに穏やかな時間を提供します。日常の中で立ち止まり、香りの向こうにある過去や内なる感覚に触れる体験をぜひお楽しみください。

商品情報

- 商品名: 2500 BC
- 価格: ¥4,180（税込）
- 内容量: 40本（長さ：13.5cm、燃焼時間：約25分）
- 製造: 薫寿堂（兵庫県・淡路島）
- ディレクション: 和泉侃（Olfactive Studio Ne）

THE ROOT 595とは

「THE ROOT 595」は、595年に淡路島に沈香が漂着したという日本書紀を元に、日本の香文化と世界の香料史を結びつけるプロジェクトとしてスタートしました。今年の新作『2500 BC』は、その第一弾として、古代エジプトの香りを通じて様々な人々に感動を与えることを目指しています。

さらに詳しい情報は、THE ROOT 595の公式Instagramでチェックしてみてください。

香りの豊かな歴史を感じながら、自分自身を再発見する旅に出かけてみませんか？古代エジプトの香りが、あなたの日常を特別なものに変えるかもしれません。ぜひお試しあれ！