TCB医師の研究成果
2025-09-03 10:12:34

TCB美容クリニック医師の新たな研究が国際雑誌に掲載

TCB美容クリニック医師の新たな研究が国際雑誌に掲載



美容医療の分野で注目を集めているTCB東京中央美容外科の中上勝一朗医師が、国際的な美容外科学術誌「Archives of Aesthetic Plastic Surgery」にて研究成果を発表しました。この研究では、二重埋没法(Buried Suture Blepharoplasty)と上まぶた脱脂(Upper Eyelid Lipectomy)を同時に施術する際の合併症に関する新たな知見を提供しています。

研究背景



埋没式重瞼術は、今や美容外科手術の中で最も多く行われている施術の一つとなっています。しかし、術後に発生し得る合併症については様々な懸念が存在していました。特に、上まぶたに厚みがある患者に対しては、上眼瞼脂肪除去術が同時施行されることが一般的ですが、その併用療法の効果については過去の研究では具体的な成果が示されていませんでした。

本研究では、二重埋没法単独と上まぶた脱脂を併用した群の比較を通じて、術後の合併症の影響を明らかにしようとしています。

研究方法



研究には2024年1月から12月の間にTCBで埋没式重瞼術を受けた102名の患者が対象とされました。患者は、「モノセラピー群」と「コンビネーション群」に分かれ、術後の合併症の発生率が比較されました。多変量解析を通じて、上眼瞼脂肪除去術が合併症リスクに及ぼす影響も調査されています。

研究結果



結果は非常に興味深いものでした。モノセラピー群(61名)では術後合併症が21.3%に対し、コンビネーション群(41名)ではわずか4.9%という結果となりました。さらに、コンビネーション群では客観的合併症が一例も認められず、これは統計的にも有意な結果でした(P=0.025)。

また、上まぶた脱脂の併用施術が術後合併症の低下に寄与していることが示されており、これは独立した予測因子として実証されています(オッズ比 0.16、95%信頼区間 0.03–0.81、P=0.027)。

結論



これらの結果から、中上医師は上眼瞼脂肪除去術を二重埋没法と併用することで術後合併症のリスクが有意に下がることを明らかにしました。この新しい知見は、美容外科手術における患者の満足度向上と、術後の転帰改善に寄与する可能性が高いとされています。

TCBクリニックは、今後もこのような学術研究活動を通じて美容医療の発展に貢献していく方針です。さらなる研究の進展と、患者一人ひとりの「理想」を追求する姿勢が、美容医療界において注目され続けるストーリーとなっています。

お問い合わせ



詳細な情報やご質問に関しては、TCB東京中央美容外科の公式ウェブサイトを訪れていただくか、クリニックへ直接お問い合わせください。


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