スリーハイ台湾初出展
2025-08-07 12:24:47

日本の町工場スリーハイが台湾での半導体展示会に初出展!

スリーハイが台湾で半導体展示会に初出展



横浜市都筑区に本社を持つ株式会社スリーハイは、産業用ヒーターの製造と販売を手掛けている企業です。2025年9月10日から12日に、台湾・台北市で開催される「SEMICON Taiwan 2025」に初出展することが決定しました。この展示会は、半導体製造装置や材料が揃う重要なイベントであり、スリーハイにとって国際的な舞台への第一歩となります。

スリーハイはこれまでに、「Taiwan Innotech Expo 2024」や「FOODTECH TAIPEI 2025」などに出展しており、今回の出展は3回目となります。特に、台湾においては、日本製の高品質なオーダーメイドヒーターが高く評価されていることから、集安電工有限公司との共同出展が実現しました。

共同出展の背景



スリーハイは、台湾企業の視察を受け入れ、国際連携を強化する取り組みを進めています。最近では、電気代の高騰に伴い、半導体製造業において温度管理が特に重要視されており、スリーハイのヒーターがこの問題解決に貢献することが期待されています。特に、温度低下防止を目的とした配管用ヒーターは、業界内での需要が高まっています。

スリーハイのヒーターは、約2割が半導体製造業に導入され、この実績が今回の展示会出展にも影響しています。2025年に出展した「FOODTECH TAIPEI 2025」では、78件の商談が成立した実績もあり、台湾市場での強い関心を示しています。

展示製品の特徴



「SEMICON Taiwan 2025」では、スリーハイのオーダーメイドヒーターや温度制御技術が展示される予定です。具体的には、以下の製品が紹介されます。

  • - 配管用シリコンラバーヒーター: 厚み1.5mmの薄型ラバーヒーター。自由な形状設計が可能で、熱応答性にも優れています。
  • - コードヒーター: φ2.4mmの細いコード状のヒーターで、複雑な形状にも対応できるため、多様な用途が期待されます。
  • - ベルトヒーター: 簡単に取り付けができ、配管やバルブの凍結防止に効果的なヒーターです。
  • - シリコンスポンジ断熱材: 複雑な形状の配管に巻きつけることができ、熱効率をアップさせるための素材です。

台湾市場との関係



スリーハイは、1990年に設立され、今では7000社以上の顧客を持つ企業です。2024年には台湾の中小企業と共同開発に関する覚書を締結し、国際的な連携を進める中で、現地のニーズにも応えています。このように、スリーハイは技術力の高さを活かし、国を越えたビジネス展開を図っています。

企業理念と今後の展望



「ものを想う。ひとを想う。」を企業理念としているスリーハイは、お客様の「熱の困った」を解決するために、オーダーメイドの製品を提案しています。展示会出展を通じて、多くの企業にその技術と品質を知ってもらい、さらなる市場開拓を目指していきます。国際的な場での成功が、今後の成長につながることが期待されています。

公式サイトやSNSでも、最新情報を発信しており、引き続き注目が集まることでしょう。


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