新たな入浴体験を創出する『ミライ人間洗濯機 社会実装版(高齢者施設用)』の発表
2023年12月16日、大阪市で株式会社サイエンスが新製品『ミライ人間洗濯機 社会実装版(高齢者施設用)』の発表会を開催しました。この革新製品は、1970年の大阪万博で提示された未来のビジョンを基に技術革新が進められ、2025年万博での展示を経て、ついに実用化が実現したものです。入浴体験者の満足度は驚異の98.3%を記録し、介護現場における問題を解決する新たな一歩として注目されています。
55年にわたる革新の歴史
1970年の万博では「人類の進歩と調和」をテーマに多くの革新技術が紹介されました。その中には入浴に関する新たなアプローチも含まれていました。そこでの挑戦が、今の『ミライ人間洗濯機』へと至る道のりでした。今回の社会実装版は、これまでの技術を継承し、介護現場の深刻な課題—入浴介助の負担や転倒のリスク、人手不足—に応えるべく設計されています。
介護現場のニーズに応える新たな解決策
超高齢社会の進展にともない、介護現場では入浴介助の負担が増してきています。そのため、より安全で効率的な入浴方法が求められています。この新製品は、身体を優しく洗うことができるファインバブル技術を駆使し、介助者と利用者の両方にとっての負担を軽減することを目指しています。
『ミライ人間洗濯機 社会実装版』では、洗剤を使用せずにファインバブルで身体をやさしく洗い上げることができます。これは、浴槽内のマイクロバブルによって、汚れを浮かせて取り除く技術を利用しています。入浴するただけで洗浄効果が得られるという、これまでにない入浴スタイルを提案します。
5つの革新価値
1.
マイクロバブル全身洗浄 – 浴槽内で生成される微細泡が全身を優しく包み込み、化学洗剤を使わずに自然な洗浄力を発揮。デリケート肌の方も安心して利用可能です。
2.
ミラブル技術 - 特に気になる部分の集中的なケアが可能。強い水圧に頼らず、優しい洗浄が実現されています。
3.
介助負担軽減 - 介助者が身体を支えたり、ゴシゴシと擦る必要がなくなるため、身体的な負担を大幅に軽減します。
4.
安全設計 - Bath tub doorにより「またぐ」動作を排除し、高齢者に優しい安全設計が施されています。
5.
エビデンスに基づく美容効果 - 入浴後の肌水分量が向上し、乾燥や痒みといったトラブルを予防。
未来への展望
当社は今回の発表を皮切りに、介護現場で求められるニーズに応えるべく、段階的な販売戦略を進めていく方針です。まずは高齢者施設での実用化を進め、将来的には一般家庭に普及させる計画です。
サイエンスホールディングスの代表取締役社長、水上康洋氏は、技術の進歩が社会福祉に寄与することを強調し、入浴が健康の要であることを新たな常識として広めたいと語りました。
製品情報
- - 製品名: ミライ人間洗濯機 社会実装版(高齢者施設用)
- - 寸法: 1240(L)×650(W)×990(H)mm
- - 質量: 約100kg
- - 主な材質: ステンレス、FRP
- - シャワーノズル数: 4基
- - 定格入力電圧: AC 100V 500W
この新製品によって、パートナーとして介護現場を支えつつ、より良い生活環境を提供することが私たちの目標です。日本の超高齢社会が抱える入浴に関する課題を追求し、社会に貢献できる技術の実用化を目指しましょう。