SHIROが進める多言語接客の新たな取り組みとグローバル化のビジョン
近年、株式会社SHIROが展開するコスメティックブランドSHIROは国際的な市場に力を入れています。2016年にロンドンに店舗をオープンし、現在ではアジアを中心に韓国、台湾、香港に8店舗を展開。また今後も新たにシンガポールやタイへの進出を計画中です。これに伴い、訪れるお客様の国籍も多様化しており、日本人顧客の他に、外国人のお客様も増加しています。そのため、SHIROは「グローバル化」について再評価し、さらに成長するためには海外の店舗数を増やすだけでなく、店員のスキルや組織文化も進化させる必要があると認識しました。
多言語接客スキル認定制度の概要
その第一歩として現在進行形で取り組んでいるのが、「多言語接客スキル認定制度」です。これは、外部の専門講師がSHIROの接客ポリシーに基づいてレッスンや試験を実施し、基礎的な習得から更なるスキル向上を支援する社員育成制度です。
様々な学習プログラム
この制度では、初級接客英会話を無料で学ぶことができる「オンデマンド講座」や、少人数で行う「英会話ブートキャンプ」を通じて学習機会を提供しています。特にこのブートキャンプでは、離れた場所からでも参加可能で、費用の大半を会社が負担し、外部の講師によるフィードバックのある環境で学ぶことができます。このように、短期間で接客英会話の習得が目指せるのです。
認定試験とさらなる成長支援
認定試験は外部の講師をお客様に見立てて、実際の接客シナリオでスキルのチェックが行われます。これにより、製品の紹介や、エシカルな取り組みについて適切な英語でのプレゼンテーション能力が試されます。試験後には専門講師からフィードバックがあり、自分の強みや課題を把握することができます。さらに、認定を取得したスタッフには月額10,000円の手当が支給され、今後は認定をゴールとせずに、顧客対応を実践的に学ぶ機会も増やしていく計画です。
現時点での取り組みと目指す未来
2025年10月からこの制度がスタートし、現在544名の店舗スタッフの中で認定されたのは36名。将来的には、2028年には30%のスタッフがスキルを持つことを目指し、成長につなげていく計画を立てています。
強調したいのは、ただ英語を話すことができるようになるのではなく、実績を積む中で「人と会話する楽しさ」を体験し、その楽しさがお客様に伝わる接客につながっているという点です。
SHIROが目指す新たな接客スタイル
今回の制度導入は、初めて英語で接客を行うスタッフにも向けられています。レッスンでは、彼らが日本語で自然に行っている接客スタイルを英語でも表現できるような指導を重視しています。これにより、スタッフは自信を持って接客に臨めるようになり、積極的にお客様と話す機会が増えています。今後SHIROでは韓国語や中国語への拡充も計画しています。
CHIROの理念と未来
SHIROの理念である「世の中をしあわせにする」という思いを、グローバルな舞台でも実現するために、社員の成長を重視した制度を整え、持続可能な成長を図ります。これにより、全世界の多様なお客様に対して、ブランドの思いや製品の魅力を的確に伝えられるようにするのです。
SHIROは、これからもエシカルなものづくりやグローバル展開を進めながら、深いコミュニケーションを図り、お客様の期待に応えていきます。