ASUKIとhofliが音と線で織り成す即興パフォーマンスの魅力

ASUKIとhofliによる即興パフォーマンス「ふれあう面、とけあう線」

2025年11月23日、東京・清澄白河のgift_labで、ビジュアルアーティストASUKIとサウンドアーティストhofli（Takashi Tsuda）による即興パフォーマンス「ふれあう面、とけあう線」が開催されます。このイベントは、音楽とドローイングが一期一会で交わり、観客に新たな体験を提供します。

2部構成のパフォーマンス

パフォーマンスはマチネとソワレの2部に分かれています。まずはマチネからご紹介します。

マチネの特徴

この部では、ドローイングと演奏が連歌のように交互に呼応。そして、その対話を通じて「ふれあう面」と「とけあう線」が次第に立ち上がります。最終的には、パフォーマンスの結果として生まれた絵画作品が壁面に展示され、観客はその痕跡を楽しむことができます。

ソワレの特異性

それに対して、ソワレでは音楽の演奏とASUKIのドローイングが即興的に生まれ、やがて消えていく様子が展開されます。このプロセスは時間と空間の境界を揺らし、音と線が交差する瞬間を目の当たりにできる貴重な体験です。こちらでは、マチネとは異なり、作品の痕跡を残すことはありません。

プロフィール

ASUKI (LIKE DRAWING BREATH)

ASUKIはビジュアルアーティストであり、LIKE DRAWING BREATHのメンバーとして、誰もが創造に参加できるフラットでボーダレスな場を作り上げることを目指しています。彼女はドローイングを通じて非言語のコミュニケーションの魅力を広め、多世代との交流を図る活動を行っています。
近年の展示歴には、「2024 NO TIME, NO PLACE, NO MATTER」や「2024 ASUKI EXHIBITION」などがあります。

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hofli (Takashi Tsuda)

サウンドアーティストのhofliは、1990年代から様々なユニットでフィールドレコーディングや即興演奏に取り組んできました。彼の音楽活動は、聴覚と表現の境界を追求するものです。また、彼はリスニングイベント「松籟夜話」のナビゲーターとしても活動しています。

彼の主なCD作品には『湿度計』や『水の記憶』があります。2024年には8年ぶりのソロアルバムもリリース予定です。

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