桃谷順天館が新制度「家族の絆休暇」を導入!
株式会社桃谷順天館(大阪市中央区、代表取締役社長 桃谷誠一郎)が、独自の新制度「家族の絆休暇」を2025年4月から導入することを発表しました。この制度は、育児や介護と仕事を両立させるための新しい職場環境づくりを目指すもので、法定基準を超える支援内容となっています。
背景:育児・介護休業法の改正
2025年4月に施行される育児・介護休業法の改正により、「子の看護休暇」という名称が「子の看護等休暇」に変更され、小学校3年生修了までの子供が対象となります。また、感染症に伴う学級閉鎖や入園・入学式、卒園式の際にもこの休暇を取得できるようになります。これを受けて、当社では既存の「親子の絆休暇」を廃止し、全従業員が利用できる「家族の絆休暇」を新設することとなりました。
提案された家族の絆休暇
新設される「家族の絆休暇」は、従業員にとって使いやすい柔軟な制度を提供します。この休暇は、育児だけでなく、家族の介護や孫の入学式など、多世代を対象としています。具体的には、従業員が家族の支援を行う権利を与えることで、働きやすい制度を整えることが目的です。
人事部の平川ジュニアエキスパートは、「この制度を通じて、さまざまな世代や状況の従業員がより良い支援を受けられるようになれば」と述べています。特に、介護に関する支援は要介護状態になっていない家族にも適用され、相手のケアが必要な時期から支援ができるようになります。
社員の利用状況
これまでの「親子の絆休暇」では、年間約40名の従業員がこの制度を利用しており、「出勤率に影響しないのが嬉しい」といった声が寄せられていました。今回の制度変更により、より多くの従業員が様々な事情に応じた柔軟な休暇を取得できることが期待されます。
結論
桃谷順天館は、過去139年間にわたり美と健康を追求してきた企業です。この新制度の導入は、会社が社員のウェルビーイングを重視していることを示す重要なステップです。多様な状況に対応できる制度を整えることで、社員が長期的に安心して働ける環境を実現していくことを心から願います。これからも桃谷順天館の取り組みに注目していきたいと思います。