寒冬を楽しむ！鍋料理の人気と消費実態に迫る調査結果

暖かい鍋料理の魅力と消費実態

寒さが本格化する秋冬シーズン、私たちの食卓に欠かせない存在となる鍋料理。家族や友人との団らんにぴったりで、食べる楽しさが広がります。そんな鍋料理に関する最新の調査結果を基に、今年の流行や一人暮らしの消費実態について見ていきましょう。

調査の背景

株式会社エクスクリエが行った「鍋料理の購買・消費実態に関する調査」では、全国の20歳から69歳の男女を対象に1,000人を調査しました。2025年のデータからは、鍋料理の楽しみ方や好まれるスタイルが鮮明に浮かび上がっています。

鍋料理スタート時期は11月から12月が主流

調査によると、鍋料理を食べ始める時期の多くは11月と12月に集中しており、全体の半数を超えています。特に、夫婦やパートナー同士の同棲世帯では10月からの積極的な鍋料理の開始が目立つ一方、一人暮らしの人々の中には「鍋料理を食べない」という層も存在していることが分かりました。

断然人気は醤油ベース！世帯別の好みの特徴

美味しさに直結する鍋料理の味についても注目が必要です。チェックした結果、最も人気があったのは醤油ベースの鍋で、54.6%の人々がこれを支持しています。次いでキムチベースや味噌ベースが続きますが、夫婦のみやパートナーと同棲している世帯ではキムチベースの支持が高く、三世代以上の同居世帯では塩ベースの人気が強いことが分かりました。

調理スタイルはアレンジが主流

市販の鍋の素を使う際、約7割の人がアレンジを加えているという結果も判明。具体的には、「具材を変更・追加する」アプローチが最も一般的で、夫婦世帯では「味と具材の両方を自分好みに」という自由なスタイルが好まれています。一方で、一人暮らしの傾向としては「パッケージ通りに調理する」という人が多いという違いも見受けられます。