株式会社I-neが、国際環境団体CDPの調査にてマネジメントレベルの「B」スコアを獲得しました。これは、同社の気候変動に関する取り組みが高く評価された結果であり、2023年の上場以降初の回答における成果です。
I-neの企業理念
I-neの企業理念は『We are Social Beauty Innovators for Chain of Happiness』であり、商品を通じてお客様や地域社会、地球環境に幸せの連鎖をもたらそうとしています。この理念は、製品と顧客との関係を超えて、持続可能な社会に貢献しようという強い意志を示しています。
環境への具体的な取り組み
I-neは、気候変動対策として6つのマテリアリティと12の目標を掲げています。中でも「カーボンニュートラルの実現」は主要な目標として位置づけられています。2025年までにScope1とScope2におけるカーボンニュートラルを達成し、2040年までにはScope3のカーボンニュートラルも視野に入れています。このような長期的なビジョンにより、I-neは持続可能な事業運営を目指しています。
CDPとは?
CDP(Carbon Disclosure Project)は、2000年に英国で設立された国際的な環境非営利団体です。企業が自己の環境影響を管理できるよう、グローバルな情報開示システムを提供しており、2024年には24,800社以上が参加しました。CDPのスコアは、企業の環境取り組みを8段階(A~D-)で評価するものであり、「B」スコアはしっかりとした管理体制が整っている証です。
企業情報とブランドの広がり
I-neは2007年に設立され、以来、様々なブランドを展開しています。代表的なブランドには、BOTANISTやSALONIA、YOLUなどがあり、それぞれが環境への配慮をした製品を提供しています。その中で、I-neは持続可能な製品開発や包装の工夫を行い、消費者の意識を高める努力を続けています。
まとめ
I-neの「B」スコアは、彼らの真剣な気候変動への取り組みを証明するものです。このスコア取得により、I-neは企業としての社会的責任を果たしつつ、持続可能な未来への道筋を明確にしています。今後の活動に注目していきましょう!