2025年開催!神コスプレが楽しめる灯台FES日御碕の魅力
2023年に始まった「灯台FES日御碕」。今年で3回目を迎えたこのイベントは、出雲の日御碕灯台エリアを舞台に、神様をテーマにしたコスプレコンテストを中心に展開されます。2025年10月5日(日)には、出雲市の大社町にある灯台にて、2,615人が来場して賑わいました。このイベントは「日本財団 海と日本プロジェクト」の一環として、海の大切さを訴え、次世代への伝承を目的に開催されており、海を介して人がつながる大切さを実感する機会となっています。
初開催の神様コスプレコンテスト
灯台の周りには、出雲市が誇る日本一の高さを持つ日御碕灯台が立っています。その美しいロケーションで行われた神様コスプレコンテストが大きな注目を集めました。今年のイベントの目玉となったこのコンテストには、県内外から8人の参加者が集まり、灯台前に設置されたランウェイで個性豊かなコスプレを披露しました。優勝者は出雲の観光ポスターに掲載される特典もあり、参加者たちの意気込みが感じられました。
優勝したのは、出雲市出身の19歳の女性。彼女は自信満々に自らのコスプレを披露し、観客を魅了しました。このコンテストには、審査委員長として参加した出雲のコスプレイヤー「なほぽよ」さんの撮影会も併設され、こちらにも多くのカメラファンが参加しました。灯台や風光明媚な景勝地での撮影は、特別な思い出として記録されることでしょう。
地元の魅力も満載の多様なステージ
FESでは、飲食ブースも充実しており、地元の美味しいグルメが楽しめるとあって、来場者たちはそれぞれお気に入りの味を探求していました。島根マツダのブースでは、最新の車両も展示され、訪れた人たちの好奇心を引きつけました。また、地元の高校生によるダンスやマーチングのパフォーマンスも盛況で、広々とした会場は熱気に包まれました。
特に注目されたのは、「カミアリージャー」と呼ばれる地元の戦隊ヒーローショー。子供たちが楽しめる内容となっており、終始笑い声が絶えませんでした。立正大淞南高校のマーチング部は、灯台の周辺をパレードし、訪れた人々を楽しませました。このようなアクティビティを通じて、地域の一体感が生まれる場となっていました。
出雲商業高校の「出商デパート」では、学生たちが手がけるお菓子を販売し、地元の食品メーカーとのコラボ商品も登場しました。観光名物の「ミサキバーガー」や「灯台クッキー」なども大人気で、来場者たちは手に入れるため長い列ができるほどでした。
参加者の声から見える未来のヒント
参加者や来場者たちからは、好意的なコメントが多数寄せられました。「コスプレ大会は山陰では珍しく、今後も継続してほしい」という意見や、「朝のごみ拾いからの一連の活動が良かった」といった声もありました。一方で、「椅子やテーブルをもっと増やしてほしい」や「有名なタレントやアーティストを呼んでほしい」という要望もあり、さらなる進化を期待する意見もありました。
まとめ
今年の「灯台FES日御碕」は、神コスプレという新しい試みや、多彩なステージ、賑やかなブースで来場者を楽しませました。地域の魅力を最大限に活用しつつ、環境問題についても考えるきっかけを提供するこの開催が、今後も続くことを心から願います。出雲の日御碕灯台がさらなる盛り上がりを見せることを期待し、次回も訪れたいと感じさせる素晴らしいイベントでした!