大滝詠一のナイアガラ・レコード50周年企画展が神保町にて開催決定
日本の音楽シーンに名を刻む大滝詠一氏が手掛けたレーベル、ナイアガラ・レコード。その誕生から50年を迎える2025年、その記念すべき特別企画展『Eiichi Ohtaki’s NIAGARA 50th Odyssey』が神保町のNew Galleryで開催されることが決まりました。2025年7月11日から8月3日までの約1ヶ月間、この貴重な展示を楽しむことができます。
特別企画展の概要
この企画展は、ナイアガラ・レコードのアートや大滝詠一が愛したアイテム、そして貴重な資料などが集められた内容です。コンセプトは「もしも今、神保町にナイアガラ・レコードのオフィスがあったら…」というもので、訪れる人々には懐かしさと新たな発見が待っています。46年前にスタートしたこのレーベルの成り立ちから、現在に至るまでの歴史を丸ごと体感できる魅力的な展覧会です。
アートワークとコラボ
展示のキービジュアルは、コラージュアーティストの河村康輔氏が手掛けます。彼はナイアガラ・レコードのファンであり、大滝詠一のアルバムジャケットをコラージュした作品を展示予定。河村氏は国内外で活躍しているアーティストであり、その独自の視点で制作された作品は必見です。
アーティストたちによるリミックス
さらに、ナイアガラ・レコード50周年を記念して、リミックスプロジェクトも進行中です。このプロジェクトには、Corneliusやスチャダラパー、Night Tempoなど、幅広い世代のアーティストたちが参加し、大滝詠一の名曲に新たな息吹を吹き込んでいます。『Eiichi Ohtaki’s NIAGARA 50th Odyssey Remix EP』は2025年7月7日にリリースされ、ジャケットデザインも河村氏が担当します。
限定グッズも充実
企画展の期間中には、50周年を記念した限定グッズも販売予定です。Tシャツやトートバッグなど、ナイアガラ・レコードのアートワークを施したアイテムが揃い、ファンにとっては見逃せない商品ばかりです。
展示会の詳細
- - 会期: 2025年7月11日(金)~8月3日(日) *月曜休廊(7月21日は開廊)
- - 開館時間: 12:00~20:00
- - 入場料: 無料
- - 会場: New Gallery, 東京都千代田区神田神保町1-28-1 mirio神保町1階
- - 公式サイト: New Gallery
大滝詠一の歩み
大滝詠一は1973年のはっぴいえんど解散後、1975年に自身のレーベルを設立。ジャパニーズ・ポップスの礎を築き、1981年には名盤『A LONG VACATION』をリリースし、その後も多くの作品を発表し続けています。現在でも、世界的なシティポップ・ムーブメントを象徴する作品として広く認知されています。
神保町で開催されるこの特別企画展は、ナイアガラ・レコードの貴重なアーカイブを楽しめる貴重な機会です。音楽ファンだけでなく、アートや歴史に興味がある方々にも楽しんでいただける内容となっています。ぜひお見逃しなく!