銀座の鮨文化、茨城県境町へ進出
株式会社ONODERAフードサービスが運営する「銀座おのでら」が、茨城県境町と手を組んで新たな食開発拠点を設立することを発表しました。この施設の運用は2025年4月1日から始まり、鮨や天ぷらなどの日本食を国内外に広めることを目指しています。
「銀座おのでら」は「銀座から世界へ」というスローガンのもと、現在、世界で22店舗を展開しています。近年、ミシュランガイドからも評価される店舗を増やし、今や日本の鮨文化を代表する存在となりました。この度の新たな取り組みは、茨城県境町の「境町モデル」と呼ばれる地方創生戦略に基づいており、地域に新たな雇用を創出し、観光スポットとしての役割も果たします。
鮨文化の発展と地域貢献
境町は、地域活性化のために様々な施策を講じており、その中で「廻転鮨 銀座おのでら 境町店」を今年1月に開店しました。この店舗では、地元の新鮮な材料を生かした料理を提供し、地元の経済にも貢献しています。新設の食開発拠点では、地元の米や野菜を使った新たな特産品の製造が進められ、特に「鮨 銀座おのでら 冷凍鮨」が注目されています。この商品は、デイブレイク社の特殊冷凍機を使用しており、質の高い鮨を冷凍してもその味を引き出せるのが特徴です。
特殊冷凍技術とその魅力
冷凍技術は進化しており、デイブレイクの「アートロックフリーザー」によって、一層の品質向上が実現しています。この技術により、食材の細胞が損傷することなく、うまみ成分を保ちながら急速冷凍されます。そのため、家庭で手軽に鮨のクオリティを楽しむことができるようになります。今後、ECサイトでの販売も予定されており、自宅で簡単に本格的な鮨を楽しめる日が近づいています。
茨城の新たな名物として
新たに生まれる「鮨 銀座おのでら 冷凍鮨」は、茨城県境町の特産品として位置付けられ、地元の方はもちろんのこと、県外からの観光客にも人気が期待されます。個人向けの販売が予定されており、特別な日の贈り物や自分へのご褒美としても利用されるでしょう。
「銀座おのでら」及び「銀座おのでら 第1食開発拠点施設」は、境町の人々と共に地域の食文化をよみがえらせ、魅力的な観光地としての発展を目指します。
境町の新しい取り組みが、地域社会そして食文化の未来をどのように変えていくのか、期待が高まります。これからの進展に注目し、一緒に盛り上げていきましょう。