DesigualとBOTTERが描く「High Tides」コレクション
DesigualとBOTTERの初めてのコラボレーションによる新しいコレクション「High Tides」が登場しました。このコレクションは、海や自由、自己表現をテーマにしており、ユニセックスなスタイルを追求しています。デザインチームは、Desigualの豊かな背景と、BOTTERのデザイナーであるLisi HerrebrughとRushemyとの共同作業で形を成しました。
「High Tides」は、Desigualが大切にする「実験性・社会性・グローバルな視点」というメッセージを反映した作品であり、ブランドのアイデンティティを国際的に広げる役割を果たしています。海洋の流動性と「ひとつであること」を象徴し、地理的な距離を超えて感情や文化で繋がっていることを思い出させてくれます。
断片と流れの物語
コレクションは「断片」と「流れ」を基に、世界とのつながりを描写しています。BOTTERのカリブの伝統と、Desigualのバルセロナで培った感性が融合し、文化とアイデンティティについての対話を生み出しています。それぞれのアイテムには異なる背景の要素が込められており、独創的な表現を持つひとつの言語が形成されています。
水というテーマは、すべてのデザインの中を流れる存在であり、国境を越え人々や文化を繋げる役割を果たします。「High Tides」は、この精神を大胆且つ重層的に表現しているのです。
生きた物語としてのファッション
このコレクションのアイテムは、ただのファッションを超えた存在です。「再創造の物語」と「変化を受け入れる美しさ」を伝えています。Desigualのアイコニックなパッチワークは多様性と創造性を象徴し、BOTTERの先進的なクラフトマンシップが融合して、多層的で人間的なシルエットが生まれました。
本コレクションの特徴
ユニセックスなデザインの「High Tides」は、従来のファッションの枠を超えます。DesigualのアーカイブピースがBOTTERの視点で新たに生まれ変わっており、伝統的なテーラリングを崩してゆるやかなフォルムを実現しています。
注目アイテムには、テクニカル素材と流動的な生地によるハイブリッドドレスやトップス、カプセルコレクションの象徴的なマリン・サンセットプリントのジーンズ、波の流れを模したオーバーサイズブレザーなどがあります。これらはすべて水の形状を模しており、動きと構造を融合させたデザインです。
ディテールとアクセサリーの魅力
また、アクセサリーやディテールもコレクションのコンセプトを反映しています。浮き袋やエアバッグを意識させるバッグや、波のように膨らむ刺繍などは、深さと浮遊感を感じさせる仕上げとなっています。さらに、アシンメトリーな縫製や、内側のレイヤーを見せる構造も印象的です。
サステナビリティへの配慮
本コレクションは、サステナビリティを重視した考え方から生まれました。DesigualとBOTTERは、リサイクル素材や持続可能な素材を積極的に使用し、環境への配慮を大切にしています。透明性を優先し、持続可能なファッションを追求している両者の姿勢が反映されています。
色彩とデザインコード
このコレクションの色彩は、BOTTERの象徴でもある鮮やかなブルーが軸となっています。さまざまなトーンのブルーが用いられ、しなやかさと流動性を感じさせるシルエットとともに、移ろいの瞬間が描かれています。
「High Tides」には、特定の答えは存在しません。どのピースも、着る人が自由にレイヤリングし、組み合わせ、再解釈できるようにデザインされています。これはファッションの枠組みそのものを問い直す提案なのです。
発売情報
このコレクションは8月19日にDesigual Clubメンバー限定で先行販売を開始し、8月28日には一般発売がスタートします。新しいファッションのスタイルを体験できるこの機会をお見逃しなく!